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97 年、本レーベルのプロデューサーであるジャン・ジャック・プショー氏のもと( ジャン・ジャック氏の以前の名レーベル)Owl からトリオ作品をリリースしたピアニスト、Philippe Le Baraillecの新作。本作はリーダー作として4 作目。メンバーには、NYの名テナー奏者クリス・チークを迎えての一作。NYのシーンを追いかけて来た方なら、周知のことであるように、クリス・チークは、ブルックリン派の筆頭としても有名な存在。この作品でも、持ち前のトリスターノゆずりのウネッたフレーズを、ECM 的な静謐さを感じるナンバーと、8ビートや、変拍子も掛け合わせるコンテンポラリーなナンバーで、繰り出していきます。一方、フィリップ氏のピアノは、審美眼をもったジャン・ジャック氏のお目に適ったことが示唆する通り(また15 年の時を経て再びコンビを組んで作品制作するということが示す通り)、繊細で、世界観に富んだもの。クリス・チークのバックで、終始瞬発力のいいバッキングも見せつつ、含みのある音を感じさせるのは、Somethin elseをもったアーティストの証明とも言えましょう。ほとんどが本人のコンポジション。機知に富んだオリジナルも魅力。また、ラストのロリンズの“セント・トーマス”は見事!ヨーロピアンな抒情溢れるイントロ、センスのいいスタイリッシュなハーモニー感覚、こんなアレンジを施したセント・トーマスは、ちょっと他では聴けないオリジナルな演奏!!こうしたトリオで、一作聴きたい好奇心もそそられます。ちなみにドラマーはフランス拠点に活動する、尾上一郎さんです。(インフォより )
メンバー: Philippe Le Baraillec(p), Chris Cheek(ts-except 4.9), Mauro Gargano(b-except 4), Ichiro Onoe(ds except 4)
PHILIPPE LE BARAILLEC