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いくらなんでも、もうウエスト・コースト=「白人」、「カリフォルニアの青い空」、「明るく爽やか」、「スムース・ジャズ」という認識しか持っていない者はいないだろう。いつだってカリフォルニアはブラック・ミュージックの聖地であり、とんでもなく数多くのアフリカ系アメリカ人ジャズ・ミュージシャンの才能をも開花させてきた。ナット・キング・コール、ライオネル・ハンプトン、ベニー・カーター、チャールズ・ミンガス、チコ・ハミルトン、エリック・ドルフィー、レス・マッキャン、ロイ・エアーズ・・・・本アルバムの主人公であるテナー・サックス奏者カマシ・ワシントンも、そんな“LAブラック・ミュージシャンの血筋”を受け継ぐひとりである。現在は名門ジェラルド・ウィルソン・オーケストラで伝統的なジャズを演奏しつつ、自身のグループ“ザ・ネクスト・ステップ”でよりコンテンポラリーな音作りを探求。(原田和典/ライナーより抜粋)
カマシ・ワシントン
1981年2月18日、L.A.生まれ。母がフルート奏者・父がサックス奏者という環境に恵まれながら、カマシはこよなく音楽を愛しながら育った。 2歳でドラムとピアノをはじめる。多くの有名な音楽家と出会う機会に恵まれ、様々なアーティストに影響を受けていく。高校卒業後ジャズバンド「ザ・ヤングジャズ・ジャイアンツ」を結成してL.A.のジャズシーンを飾ったが、その後はヨーロッパ古典音楽からヒップホップまで広範囲の音楽に興味をもつようになり、スヌープドッグやジョージ・デューク、ラファエル・サディークなど、有名アーティストとの共演を果たした。 近年、“The Next Step.” という新バンドを結成し、今後も新たな音楽の登場に注目されている。
KAMASI WASHINGTON / カマシ・ワシントン