新録の1枚目。M-1「TINK」は 1987年の来日公演でも披露していたファンにはお馴染みのナンバー。M-2「OH SEET OSO」は7/4を基調としたAORチックなナンバー。M-3「MUJAKA」は3/4で奏でるジャジーなナンバー。M-4「RATSO」はランドウのヴァイブが色濃く出たナンバー。M-5「STILL WATERS RUN DEEP」はラリー・クライマスのテナーをフィーチャーしたメロウなバラード。M-6「PONTIER」はクルセイダーズからインスパイアされて出来たという哀愁味漂うメロウ・チューン。M-7「MAMBOS CAFE」はタイトル通りラテンのビートを前面に出したナンバー。曲名はL.A.のグレンデールにあるレストランの名前から付けている。
DISC-2
新録の2枚目。M-1「DELICIOUS JUICES」は2005年の来日公演後にそのメンバーで新曲を書こう、と行ったセッションで生まれた曲。M-2「ZIGABOO」はニュー・オーリンズの名グループ:ミーターズのドラマー:ジョセフ・”ZIGABOO”・モデリストへのリスペクトを込めたオリジナル曲。M-3「AND YELLING ALL THE TIME」は1970年代後半から演奏しているカリズマ・クラシックス。M-4「MY BROTHER」は1995年に書いた曲で、カルロス・ヴェガがかつていたグループ:カルデラからの影響が見え隠れしている、というナンバー。M-5「DONNA」は元々ガーフィールドがフレディ・ハバードのバンドでプレイしている時(76年)、フレディに提供した曲で、以後、カリズマのライヴ他、計4回レコーディング。これが5ヴァージョン目というお馴染みのバラード。M-6「SHELLY」はベイクド・ポテトの共同経営者だったシェルドン・スラスマンに捧げたバラード。M-7「WHEAT TOAST」はかつての盟友、カルロス・ヴェガに捧げたナンバー。キューバの有名なドラマー、チャンギートからの影響を打ち出したナンバー。
DISC-3
ボーナス・ディスク。M-1からM-4は、2005年4月、カリズマが結成30周年を記念して行った日本公演(モーションブルー横浜に出演)の収録。そして、M-5「STING」とM-6「TOAST FOR ELI」は1989年8月23日、ベイクド・ポテトで収録したライヴ・トラックで、レギュラー・ドラマーのカルロス・ヴェガの代役をジェフ・ポーカロが務めているところがポイント。M-7「FROM ABOVE」とM-8「SWEET PEA」は1970年代後半に収録したデモのCD化で、当時のクロスオーヴァーな風が堪能出来るカリズマとしては基調な作品。M-9「716 STEPNEY ST.」と M-10「KAPTAIN KOMA」は1975年の結成メンバーで収録したライヴ・テイク。レコード・デビュー時以降は減っている、アップ・テンポのファンク系フュージョンが堪能出来る、こちらも当時ならではの記録となる。(新譜案内より)