1,572円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
■アルゼンチン音楽手帖掲載品■
ACA SECA TRIOのSSWにしてG/VOを務めるJUAN QUINTEROのシンプルなソロ・アルバム。リリースは2002年。M1、M2、M8など、この後幾度もカバーされることになる名曲が15曲。ANDRES BEEUWSAERT、MARIANO CANTEROのアカ・セカ面子に加え、JUAN FALU(M12ではJUAN FALUの曲をQUINTERO
がギターソロでカバーもしている)といったささやかなゲスト参加も嬉しい。この後のアカ・セカ・トリオへと繋がるプロト・タイプが既に完成されているといっていいだろう。シンプルながら何一つ不足することのない”静”のフォルクローレ世界がここに凝縮されている。
*******************************************
アルゼンチン・フォルクローレ界の天才児による最初のソロ名義作品であり、アルバム・タイトル通り彼の“フォルクローレ宣言”でもある。一部を除きほとんどが自身のギターと歌のみで、何の飾り気もなく淡々と歌い綴った潔いスタイル。アカ・セカ・トリオと同じレパートリーも披露しているが、さすがに音の厚みや躍動感はバンドには及ばない。その反面、彼のソングライティング能力の高さを冷静に分析することができるサンプルになっている。「Adolorido」、「Vidalero」、「A Pique」と代表曲も多く、他のアルバムに収録のヴァージョンと聴き比べるのも楽しい。
(栗本 斉:アルゼンチン音楽手帖より)
JUAN QUINTERO / フアン・キンテーロ