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■アルゼンチン音楽手帖掲載品■
透明感がありつつもパンパの大草原を思わせるスケール感を描くギタリスト/ピアニスト、インストゥルメンタルで詩的風景を見せることのできる数少ないアーチストの一人CARLOS AGUIRRE の2008年作 通算4枚目。ウッドベースやパーカッションとのセッションの中、自然に発せられたかのようなスキャットが胸を打つ。
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カルロス・アギーレのグルーポ名義では、『クレーマ』(2000年)、『ロホ』(2004年)に続く3作目。前2作はヴォーカル曲とインストがバランスよく並んでいたが、ここでは一切の歌モノを排してインストのみ。しかも、10分越えの大作3曲を含むという思いきった挑戦を試みている。まるでプログレッシヴ・ロックのように複雑な楽曲構成も多いが、パット・メセニーにも似た雄大なランドスケープを見せてくれるのが特徴。フェルナンド・シルヴァのフレットレス・ペースやホルヘリーナ・バルビエロのスキャットなど、馴染みの音の組み合わせはヴォーカル曲以上に雄弁だ。
(栗本 斉:アルゼンチン音楽手帖より)
CARLOS AGUIRRE / カルロス・アギーレ
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VIOLETA
780円(税込)
カートに商品が追加されました。
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