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ベティーナ・ボブロヴィッキ:アルゼンチン・フォルクローレの次世代を担う叙情派ギタリストが表現する、プリミティヴで麗しい音世界。リリアン・サバ、ノラ・サルモリアほか女傑名手も参加。
ベティーナ・ボブロヴィッキはギタリスト/作・編曲家として地道な活動を展開する才人で、カルロス・モスカルディーニ、フアン・キンテーロをはじめ同地のシーンにおける多くのミュージシャンとも共演歴を持つ。そんな彼女が、同志である名手リリアン・サバをプロデュースに迎え制作したアルバムがこの1枚。タンゴ、ミロンガ、チャカレーラ、グァラニア、ヴァルスなどアルゼンチン固有のリズムをモチーフにしたベティーナ・オリジナルのインスト/ヴォーカル楽曲で構成され、全編を通じて、まるで呼吸をするようなギターの調べが、聞くものをアルゼンチン・フォルクローレの奥深い世界へ導く素晴らしい作品だ。
リリアーナ・エレーロ(vocal #2)、フアン・ファルー(guitar、vocal #4)、ノラ・サルモリア(piano、voice #6)と、各曲で共演するゲストとの見事な掛け合いも然ることながら、先述のリリアン・サバのピアノがベティーナのギターとの調和で魅せる#2,8,11は特に印象深い。淀みなく流れる旋律の中に、アルゼンチン・ミュージシャンらしいネイチャリズム、温もりが湛えられ、聞くほどに心絆されていく。
BETTINA BOBROWICKY / ベッティーナ・ボブロウィッキ