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バッド・プラス新作は初となる全曲オリジナル!
この10年間ジャズのしきたりの壁を壊し妥協のない独自の音楽を追及してきたトリオ、The Bad Plus。賞賛を多く集める一方で中には論争を起こされることもありながらバンドの信念を貫き“アヴァンギャルドな大衆路線”でニュー・インストゥルメンタル・ミュージック・ムーヴメントの最前線を走りファン層を増やし続けてきた彼らの2年ぶりのニュー・アルバム。
彼らはこれまで自分たちのオリジナル以外にもポップス、ロック、、さらにはクラシック、カントリーのスタイルを脱構築してきて、前作『For All I Care』はロック・クラシックスとストラヴィンスキーなどの20世紀のクラシック音楽で構成された内容だったが本作では初めて全曲オリジナルに挑んだ。ミネソタで録音、「50年代60年代のジャズのアルバムのようなアプローチ」をすべく3人が同じ部屋でお互いに見える位置でライヴのような雰囲気で録音したそう。優しいメロディアスな曲からスウィング、'80sテクノまで彼ららしいサウンドが今回も炸裂、必ず喜んでくれるリスナーのために彼らはアルバム・タイトルどおり突き進む。(新譜案内より)
■Etan Iverson(p)
Reid Anderson(b)
David King(ds)
BAD PLUS / ザ・バッド・プラス