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※SACD / Hybrid / Stereo
Prestige時代のコルトレーンのスタンダード曲集が高音質ステレオSACDで再発!!
マイルス・デイヴィス(tp)のグループ在籍時のコルトレーンは、PrestigeやAtlanticでリーダ作品を制作しながら、自己の音楽探求を進めていたわけですが、本作品も、レッド・ガーランド(p)退団の後にビル・エヴァンス(p)が参加、並行してギル・エヴァンス(arr)との共同作業「Porgy&Bess」へ着手するなど、そのマイルス・デイヴィス(tp)のグループに大きな変動が生じていた当時に制作されたもの。
コルトレーン自身はこのマイルス・バンドの変動に当初ネガティブな感情を抱いていたと言われていて、かつての同僚レッド・ガーランド(p)を起用しながらも、マイルスとは異なる観点でモーダルな手法の構築を模索していたコルトレーンの姿を確認できる作品です。
特に、M4「Invitation」での激しくも美しいソロは、Impulse時代のバラッド演奏のプロトタイプともいえる名演で、後のコルトレーン・フォロワー達に多大な影響を与えたものです。
■Personnel:
John Coltrane tenor saxophone
Wilbur Harden trumpet, flugelhorn
Red Garland piano
Paul Chambers bass
Jimmy Cobb drums
Released: October 2, 1962
Recorded: July 11, 1958
Studio: Van Gelder Studio, Hackensack
Mastered by Kevin Grey at COHEARENT AUDIO
JOHN COLTRANE / ジョン・コルトレーン