石原裕次郎×白木秀雄!!! 邦画史上に残る「嵐を呼ぶ男」のオリジナル・サウンドトラックがリリース!!!

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  • 2018.04.06

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    娯楽作に隠された名エンターテイナーの痕跡
    合計53テイクにおよぶ演奏を収録!!
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    夭折の日本のマックス・ローチ、白木秀雄が影武者に!! 石原裕次郎演じる若きドラマーの青春映画「嵐を呼ぶ男」の贅沢すぎる劇伴集!!!

    1957年公開の日活映画「嵐を呼ぶ男」(監督・井上梅次)は、邦画の娯楽作品としても多くの日本人の心の中に大きな思い出を残す逸品として語り継げられています。
    それはやはり主演・石原裕次郎の新鮮な演技や、当時日本で人気を博していたジャズ音楽といったことの重なりだといえますが、今、ここで注目したいのは映画の中で使用されていた音楽、つまり劇伴です。

    これはもうすでに多くにファンの中では伝説となっていることですが、石原裕次郎扮する若きドラマー、国分正一が元気に叩くドラムの音。それは当時、ジャズ・ドラマーとして日本のジャズ界の頂点を登りつめようとしていた、若き日の白木秀雄によるものなのです。
    そして、正一と舞台で勝負することとなるドラマー、チャーリー桜田(笈田敏夫)が叩き出す音は、当時若干27歳、白木と人気を二分していた若きドラマー、猪俣猛によるものです。

    本作では、当時の人気ドラマーたちによるドラム・ソロ(マックス・ローチ的アプローチ満載!)の10数テイクを始め、松本英彦(テナー・サックス:劇中にも出演)や河辺公一(トロンボーン)らが参加したスイング・ジャズ~モダン・ジャズ演奏の数々が収録。また、日活所蔵6ミリ・サウンドトラック・テープを元に、映画には使用されなかったプレスコ・ナンバーまで全53テイクが収録されています。
    「嵐を呼ぶ男」は1966年、1983年(たのきんトリオの一連のシリーズ作品のひとつで、フランキー堺が特別出演!!)と時代とともにリメイクを重ねていきますが、やはり本家本元! この1957年作品がもっとも音楽的に注目されるだけの華やかさが存在します。

    これはもう、ただのサウンドトラックという存在ではなく、1950年代の日本のモダン・ジャズ、和ジャズの考古学的資料といっても過言ではないでしょう。
    白木&猪俣の、戦後十数年とは思えないぐらいの日本人ジャズ・ドラムのめくるめく衝撃の世界を、しっかりと受け止めてください。