【輸入盤入荷】和ジャズ界レジェンド鈴木勲、富樫雅彦、市川秀男と若手ギタリストの共演作がLP&CD初再発!

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2023.03.16

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※LP / CD / 輸入盤国内仕様CD

和ジャズのレジェンド3名と若手ミュージシャンを組み合わせた快作が初再発!

BBE MusicのJ Jazz Masterclassシリーズの最新版として、和ジャズのレジェンド3名とプロ・キャリアをスタートさせたばかりの若手ミュージシャンを組み合わせた快作をお届けします。

1986年に録音・発売された『Approach』は、洗練さと実験性が同等に注入された作品で、静かなアンビエントな瞬間、轟音やダイナミックな爆発的なエネルギーがバランスよく配置されている傑作。


本作はアート・ユニオンから発売され、ジャズ・ベースの巨匠、鈴木勲、ジャズ・ドラムのアイコン、富樫雅彦、鍵盤の達人、市川秀男、そして新人のギタリスト塩本彰の4人編成が、5曲に渡り一流のコンテンポラリー・ジャズを本作で披露され、個々の才能が一つのアンサンブルとして発揮された作品。


深く響き、柔軟な鈴木のベースラインは本作全体にしなやかに流動され、富樫の時たま活気に溢れるパーカッションと市川の豊かなテクスチャーと色彩を支え、更に若き塩本のギターがメロディーの質感と輝きが加えられています。「Make Trip」の曲で幕を開け、市川の穏やかなイントロから一転、鈴木のベースがバンドを牽引し、富樫のドラムとパーカッションを軸にしたソロがアウトロへと続きます。哀調を帯びた、ブルージーな「Otari」で続き、市川のピアノが、鈴木と富樫のリズムの間を縫うように流れます。


「Mysterious」で作曲者の鈴木はアルコ・ベースのエフェクトを駆使し、市川がシンセや電子的な質感でこの楽曲を色付け、やや実験的に展開します。市川作の「Tornado」は、大胆で荒々しいピアノ・ソロで始まり、グループの自由な即興演奏が続き、富樫の独創的なドラム・ソロで再び作品を最高潮に導かれ、鈴木が再び加わって締めくくります。本作の幕を閉じる冨樫作の「East Words」では、ピアノ、ベース、ドラムが絡む美しい変調のイントロから、朝焼けのような清々しさと明るさで曲が始まります。市川のピアノと富樫のパーカッションが織り成す、低音の響きが印象的な曲です。このアルバムは、36年前のオリジナル発売以来、初めてのリイシューとなります。