ヘルゲ・リエン「Funeral Dance」LP&CDが入荷

  • JAZZ
  • 新着ニュース

2023.07.27

  • x
  • facebook
  • LINE

  • メール


※LP / CD

師匠であるウクライナのピアニスト、ミハイル(ミーシャ)・アルペインへのオマージュ作品

ヘルゲ・リエンの新作は師匠である、ウクライナのピアニスト、ミハイル(ミーシャ)・アルペインへのオマージュ作品。
ノルウェーのベテランサックス奏者のトーレ・ブランボルグ参加のカルテット演奏。
ヘルゲ・リエンの美学が詰まった作品です。
下記はヘルゲ・リエンのライナーノーツからの抜粋です。

葬送のダンス
音楽は歌、踊り、生、そして死に関するものです。これらは経験から学びました。
指導者で偉大なウクライナのピアニスト、ミハイル(ミーシャ)・アルペリン。彼が私の世界を変えてくれました。
当時私は19歳でしたが、大きな影響を受けました。以来ずっと、近年はあまり会えなくなりましたが、会うたびにエネルギーとインスピレーションとともに心が満たされていました。
彼は人生と愛を祝い、歌い、踊り、そして確かに音楽を通して生きていました。
彼の死は私たちの世界に決してできない空白を残しました。
2018年5月に彼が亡くなった直後、最終的には当時のトリオのメンバーと一緒にリハーサルをしてコンセプトを完成させました。
コンサートはミーシャの死からちょうど1年後の2019年5月11日に開催され、一年を通してあちこちで演奏し、レコーディングの計画を立て始めました。 2019年10月に私たちは中国の北京ジャズフェスティバルにクヌート・アーレフヤールとヨハネス・エイクと出演した際、アルバムを作らなければいけないと思った瞬間でした。
2022年の初め、あの恐ろしいパンデミック(コロナ)が不安定でしたが、ようやく音楽をレコーディングすることができました。
「葬送のダンス」はミーシャに捧げられたもので、作曲したときもミーシャのことを念頭に置いていました。
ダンスチューンと言われるかもしれませんが、それは大したことではありません。
私はそういう矛盾が昔から好きでした。ミーシャもきっとそう望んでいることでしょう。
彼の死を悼むのではなく、歌と踊りで彼の人生を祝いましょう。
彼の生徒であり、同僚であり、友人であったことに永遠に感謝しています。
ヘルゲ・リエン、2022年12 月


■Helge Lien (p)

Johannes Eick (b)
Knut Aalefjaer (ds)
Tore Brunborg (ts)

最新ニュース