<連載> ★山本隆の"続 JAZZ IN THE WORLD"★ 2024 Apr.

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2024.04.02

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チャーリー・ラウズ / ヤー!(LP/180g)
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/XAT-1245778540


大好評!ジャズ・アナログ・レジェンダリー・コレクション第8弾!

先日の日本経済新聞の日曜朝刊にこのレジェンダリー・コレクションの広告がドバッと掲載されていた。いつものことだけど今回もカラー広告。しかもこれまでのシリーズ全タイトル掲載されていた。ようやくこの隠れ名盤もそのコレクションに選出されたことは嬉しい。
この『ヤー』に関しては、復刻の度に書いてきた。数えたらそれでも3回だけだった。意外に少ない復刻回数だ。

チャーリー・ラウズを意識したのは高校1年の時だった。セロニアス・モンクのリバーサイド盤に参加してたテナー、独特な節まわしに震えた。数年後、この『ヤー』に出会い更なるショックを受けた。
当時凄いと思った感動は40数年経った今でもそのままで、ボクの心に突き刺さる。スローな「星影のステラ」、「ノー・グレイター・ラブ」は紛れもなく名演。ビリー・ガードナーの渋いピアノで始まる「ビリーズ・ブルース」は紫煙漂ううす暗いジャズ喫茶で聴いた。一曲目は「恋の味を御存知ないのね」。ソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロサス』収録の名演とはまた別の魅力がある。忘れがたい名演だ。
曲もこなれたスタンダード曲中心なので親しみやすい。とりわけメンバーの個性がグゥンと表れており、コレを隠れたハードバップの名品と位置付ける所以でもある。

 


 


4月の写真は、ミラノのドゥーモの屋上テラスからの景色。
ミラノには、2004年に初めて行って、その後2009年まで毎年行った。計6回だ。出張目的は基本買付で、イタリア盤のレアなオリジナル盤をそれなりに買ってきた。
実は、このドゥーモ、2004年から2008年まで大修復工事が行われていて、いちばん肝心な正面の姿は工事幕で覆われており、ほとんど見ることが出来なかった。屋上テラスに登り、そこからの景色がこれだ。なかなか勇壮な眺めだ。この時期には、まだちゃんとしたカメラ付きの携帯を持っていなくて、イタリアの写真は極端に少ない、残念だけど。
ドゥーモのすぐそばには、ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアという優美なアーケードがあり、グッチ、プラダ、ルイ・ヴィトンなどの高級ファッションブランド店の他、レストラン、カフェ、バーが立ち並び観光客を甘美な世界に誘う。そういえば先日日本の女優と男優がこのアーケードでロケしている番組を見た。
この通りを抜けると、巨大なレオナルドダヴィンチ像が建っている。そしてその前にはオペラのスカラ座がある。

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