マイルス・デイヴィスのキャリア重要年"1954年"から70周年を記念したコンピレーション「Miles '54: The Prestige Recordings」LP&CD発売

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2024.12.20

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※4LP / 2CD

マイルス・デイヴィスのキャリアにおける極めて重要な年を記念して、『Miles '54: The Prestige Recordings』がリリース。
■マイルス・デイヴィスがソニー・ロリンズと共演した名盤『マイルス・デイヴィス・ウィズ・ソニー・ロリンズ』、『マイルス・デイヴィス・クインテット』、『マイルス・デイヴィス・オール・スター・セクステット』、『マイルス・デイヴィス・カルテット』(すべてプレステージ・レコードから発売されたもの)の楽曲を含む、1954年にリリースされた音楽の象徴的録音からジャンルを定義する録音を集めた20曲入りの新しいコンピレーション。


■ソニー・ロリンズ、セロニアス・モンク、ミルト・ジャクソン、ケニー・クラーク、アート・ブレイキー、ホレス・シルヴァーといったオールスター・ミュージシャンをフィーチャーした『マイルズ'54』は、影響力のあるジャズ・アイコンのオリジナルと、ポピュラーなバラードや伝説的なサイドメンによる作曲がブレンドされている。


■1954年はマイルス・デイヴィスにとって分岐点となる年だった。トランペッター、作曲家、バンド・リーダーであるマイルス・デイヴィスは、輝かしいキャリアをスタートさせて10年、世界的名声の崖っぷちに立たされ、かつてないほど集中力を高めていた。この年、デイヴィスはルディ・ヴァン・ゲルダー(Rudy Van Gelder)のスタジオで5つの画期的なセッションを行い、そのどれもが彼のサウンドに磨きをかけ、リーダーとして成熟し、その時代の最も輝かしい新星とコラボレーションするものだった。その結果生まれたレコーディングは、デイヴィスのキャリアを次のレベルへと飛躍させ、50年代中後期のポスト・バップ・シーンの基調となった。


■本作のリリースは、これらの録音から70周年にあたるだけでなく、プロデューサーのボブ・ワインストックが設立した由緒あるインディペンデント・ジャズ・レーベル、プレステージ・レコードの75周年でもある。ジョン・コルトレーン、セロニアス・モンク、スタン・ゲッツ、ソニー・ロリンズ、そしてもちろんマイルス・デイヴィスといった象徴的なアーティストのキャリアを発展させながら、バップ、ハード・バップ、ソウル・ジャズといった最先端のサウンドを世に送り出したのだ。


■これらのレコーディングの70周年を記念してリリースされた 「Miles '54: The Prestige Recordings 」は、1954年に伝説のトランペット奏者がレコーディングした20曲を4枚組LPに収録。ソニー・ロリンズ、チャールズ・ミンガス、ホレス・シルヴァー、アート・ブレイキー、セロニアス・モンクなどが参加している。グラミー賞受賞の音楽史家アシュリー・カーンによるライナーノーツ、グラミー賞受賞者ダン・モーゲンスターンによるセッションノーツ、ポール・ブレークモアによるマスタリングが収録されている。


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