宮沢昭「木曽」、山下洋輔、沖至、大野雄二、笠井紀美子「トリオ・バイ・トリオ・プラス・ワン」の和ジャズ名盤2タイトルがアナログ再発

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2025.01.29

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AKIRA MIYAZAWA / 宮沢昭 / 木曽(LP)

木曽(LP)

AKIRA MIYAZAWA 宮沢昭

原風景に思いを馳せ、心象と情感を丹念に音楽に織り込んでゆく宮沢が到達したひとつの極み

ビクターエンタテインメント / JPN / LP(レコード) / NJS805 / 1008941129 / 2025年01月29日

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※LP

「木曽」「浅間」「白馬」「飛騨」。原風景に思いを馳せ、心象と情感を丹念に音楽に織り込んでゆく。本作は、宮沢 昭が到達したひとつの極みである。
本作は1970年、ビクター<日本のジャズ>シリーズの1枚としてリリースされた。「われわれは日本人なんだから、日本人にしか出来ない奴をつくらなきゃならないと思う」。この時期の宮沢 昭の言葉である。宮沢が日本人にしかできない作品をつくろうとしたとき、自身の原点=生まれ育った故郷をモチーフに選ぶのは必然だったろう。長野県の松本市で生まれ、ましてや釣りに親しんだ宮沢にとって「木曽」「浅間」「白馬」「飛騨」はまさに原風景である。森山威男の怒涛のドラム、荒川康男の豊潤なベース、佐藤允彦の零れるようなピアノ、そして、情感をそのまま音塊にしたような宮沢のサックス。生まれ育った土地に対する郷愁や賛美、また大自然に対する憧憬や畏敬。宮沢は自身の根源見つめ、思いとイメージを真摯に丹念に音楽に織り込んでゆく。宮沢が到達したひとつの極み。それが本作『木曽』である。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)


YOSUKE YAMASHITA / 山下洋輔 / トリオ・バイ・トリオ・プラス・ワン(2LP)

トリオ・バイ・トリオ・プラス・ワン(2LP)

YOSUKE YAMASHITA 山下洋輔

山下洋輔、沖至、大野雄二、笠井紀美子...後にも先にもない顔合わせによる驚愕のジャズ・ワークショップ

ビクターエンタテインメント / JPN / LP(レコード) / NJS806/7 / 1008941130 / 2025年01月29日

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※2LP

山下洋輔、沖至、大野雄二、笠井紀美子。後にも先にもない顔合わせによる驚愕のジャズ・ワークショップ。日本のジャズはかくも鋭利で独創的だった。
山下洋輔トリオ、沖至トリオ、大野雄二トリオ、そして笠井紀美子。3組のトリオに1人のヴォーカリストで、トリオ・バイ・トリオ・プラス・ワン。1970年に行われたジャズ・ワークショップの実況録音で、オリジナルはビクター<日本のジャズ>シリーズの1枚としてリリースされた。ミュージシャンの並びを見るだけで、只ならぬ空気が漂ってくる特別な作品だ。時代の寵児としてシーンを先導していた山下。1960年代半ばに大阪から上京し注目を集めていた沖。しなやかな音楽性でモダン・ジャズからニュー・ジャズまでをこなしていた大野。そして、今まさに花開こうとしている笠井。それぞれの演奏が強力で魅力的なことは言わずもがな、本作には、後にも先にもない沖トリオ+大野トリオ+笠井の7人編成による演奏が収録されていることに注目したい。改めて日本のジャズがいかに独創的だったのかを思い知る、弩級の2枚組である。
text by 尾川雄介 (UNIVERSOUNDS / DEEP JAZZ REALITY)

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