凄!!JAZZ:BYGシリーズ記念すべき第1弾がリリース!

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2024.12.04

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凄!!JAZZ:BYGシリーズ 第1弾

1967年の設立から1973年閉鎖までの6年間に52枚のアルバムをリリース、ドン・チェリー、アーチー・シェップ、サン・ラなどの大御所からアート・アンサンブル・オブ・シカゴやゴングなどのデビュー作品もリリース、センスの良さは世界中のジャズ/オルタナティブ・ファンから定評のあるBYG RECORDS。今回日本初となるフルカタログの復刻シリーズがスタート!


BYGとは?
1967年3月、レコード・ディストリビューター兼輸入業者であったフェルナンド・ボルーソ(Fernand Boruso)、バークレイ・レーベルで働いていたジャン=リュック・ヤング(Jean-Luc Young)、サラヴァ・レーベルで働いていたジャン・ジョルガカラコス(Jean Georgakarakos、苗字は“カラコス”と短縮されることも)によってフランスのパリで設立。フランスのブルース・ロック・バンド“アラン・ジャック・シヴィリゼーション”の作品や、米国サヴォイ・レーベル音源のフランス・プレスなどを経て、フリージャズに的を絞った雑誌「アクチュエル」の編集者も務めていたドラマーのクロード・デルクローを相談役に迎え、先鋭的なジャズ、ロック、現代音楽を記録する“BYGアクチュエル・シリーズ”をスタートさせた。ここからアルバム・デビューを飾った面々にはアート・アンサンブル・オブ・シカゴ、アクティング・トリオ、ゴング等がおり、ドン・チェリー、アーチー・シェップ、アンソニー・ブラクストン、ムジカ・エレットロニカ・ヴィヴァ、サン・ラー等も重要作を残している。結果、同シリーズからは、73年のBYG活動停止までに計52作品がリリースされた。その後、ヤングは74年に再発音源に特化するチャーリー・レーベル、ジョルガラコスは76年にセルロイド・レーベル(ビル・ラズウェル関連の諸作で著名)を立ち上げている。アクチュエル・シリーズの国内盤は、ほぼリアルタイムで日本コロムビアから登場し、その後、ドン・チェリー、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ、アーチー・シェップなど著名ミュージシャンの作品が東宝レコード、キングレコード等から再発された。が、今回の再発ではオリジナルLPの番号順に、全52点が改めて登場する。ソニック・ユースのサーストン・ムーアらが監修したコンピレーション・アルバム『JazzActuel』が反響を巻き起こしてから、早20年余り。フリー~スピリチュアル・ジャズ、サイケデリック・ロック、電子音楽、現代音楽を捉え、オルタナティヴ・ミュージックの源泉にも数えられるであろう“BYGアクチュエル・シリーズ”の全貌に迫る機会が、ついにやってきた。