JAZZMANの大人気コンピレーション"Spiritual Jazz"第18弾は冷戦時代のソビエト・ジャズにフォーカス!

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2025.06.17

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※2LP / 2CD

大人気コンピレーション"Spiritual Jazz"の第18弾は冷戦時代のソビエト・ジャズにフォーカス!!

これまでBlue Note、Prestige、Steeple Chaseといったジャズ史に残る名門レーベルの音源をコンパイルしながら、日本やイスラム、アメリカ、ヨーロッパなど各地の重要な音源もまとめてきた人気コンピレーション"Spiritual Jazz"。第18弾は1960年代初頭~80年代まで、冷戦時代のソビエト・ジャズにフォーカス!!


20世紀で最も政治的意味の強い言葉の1つである”鉄のカーテン”は、イギリスの政治家ウィンストン・チャーチルが東西ヨーロッパの緊張状態について「鉄のカーテンが降ろされている。その背後では何が起こっているのか分からない。」という有名な演説の一節から生まれた政治的/文化的分裂の比喩。


今回リリースされる二部構成のアルバムでは、ジャズを通してその「背後で何が起こっていたか」に注目。シーンにとって重要な1960年代初頭から1980年代の楽曲を厳選し、ライナー・ノーツでは当時の複雑なソビエト ・ジャズの歴史にも言及。冷戦の暗黒時代、ソビエト連邦とその衛星国は様々なスタイルで演奏する優れたアーティストを数多く輩出し、ハードバップはもちろんラテン、モーダルジャズ、クールジャズまでカーテンの隙間から多くの影響を受けていたことが分かります。ヨーロッパの伝統的なフォークと西洋の進歩的なサウンドが融合し、どんな銃や戦車や放射性物質を使っても打ち負かすことができない魅惑的な音楽が生まれ、鉄のカーテンの向こう側では人生を肯定するスピリチュアル・ジャズが尽きることはありませんでした。そんな音楽の持つ物理的、政治的なあらゆる障壁を超越する素晴らしい力を証明する1枚です。


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