ELEMENTAL MUSICからデクスター・ゴードンとウディ・ショウの未発表音源がリリース

  • JAZZ
  • 新着ニュース
  • 2018.10.19

    • LINE

    • メール

    DEXTER GORDON / デクスター・ゴードン / Espace Cardin 1977WOODY SHAW / ウディ・ショウ / Live In Bremen 1983(LP/180g)
    Espace Cardin 1977
    DEXTER GORDON デクスター・ゴードン
    DEXTER GORDON / デクスター・ゴードン / Espace Cardin 1977
    1977年9月25日パリデクスター・ゴードンとアル・ヘイグの唯一の共演記録!初顔合わせとは思えないリラックス感と程よいテンション感ソプラノでの演奏も収録した、貴重かつ素晴らしい記録
    デクスター・ゴードンは1976年に長いヨーロッパ生活を切り上げて米国へ戻りましたが、その後もしばしば渡欧しています。
    これは、77年にパリを再訪したときのライヴ・パフォーマンスで、もちろん初登場。共演しているのは、アル・ヘイグ、ピエール・ミシュロ、ケニー・クラークという面々ですが、何と言っても注目すべきは、これがデクスター・ゴードンとアル・ヘイグ唯一の共演記録だということ。

    ピエール・ミシュロとケニー・クラークは1949年にクラークが初めて渡仏したときから共演を続けており、特にクラークがパリに居を定めた1955年以降は、名コンビとしてクラブ”ブルーノート”のハウス・リズム隊を務めた他、ほとんど常に行動を続けたと言っても過言ではなく、63年にはデクスターのブルーノート録音『Our  Man  In  Paris』にも揃って参加しています。

    一方アル・ヘイグは、1965年を最後にシーンから姿を消していましたが、1974年にロンドンで録音した『Invitation』(Spotlite)~ここにはケニー・クラークの名前もあります~で鮮やかな復活を遂げ、以降続々とアルバムをリリースしていくことになります。そして1977年9月23日にはパリでピエール・ミシュロとのデュオ作『Al In Paris』(Musica)を録音しますが、その2日後に行われたのがこのコンサートで、アル・ヘイグとデクスター・ゴードンはここで初めて顔を合わせることになったのでした。

    4人の演奏は、デクスター・ゴードンとアル・ヘイグが初顔合わせだったとは思えないほどリラックスしており、そこに程よい緊張感が加わった素晴らしいパフォーマンスを楽しめます。めったに味わえないデクスターのソプラノ・サックスも2で聴くことができますが、テナーのように鷹揚な雰囲気を伴わず、モーダルな曲想のためかタイトで爽やかなプレイぶりに驚かされます。

    メンバー:
    Dexter  Gordon(ts,  ss-M2)
    Al  Haig(p)
    Pierre  Michelot(b)
    Kenny  Clarke(ds)

    Live In Bremen 1983
    WOODY SHAW ウディ・ショウ
    WOODY SHAW / ウディ・ショウ / Live In Bremen 1983
    83年1月18日ブレーメンレギュラー・クインテットからスティーヴ・トゥーレが抜けたカルテット覇気にあふれたワン・ホーン  /4人の演奏!!
    このところウディ・ショウの未発表演奏が続々と発掘されています。これもまたそのひとつで、1983  年1月のブレーメンでのライヴ演奏を収録したアルバム。

    この時期ウディのグループは、スティーヴ・トゥーレ、マルグリュー・ミラー、スタッフォード・ジェームス、トニー・リーダスという不動のメンバーで活動を続けていました。
    このクインテットは83年1月1日にボローニャで『Time Is Right』(Red)を録音していますが、その17日後となるブレーメンのステージにスティーヴ・トゥーレの姿はなく、ウディのワン・ホーン・クァルテットによる演奏となっています。理由は不明ですが、スティーヴ・トゥーレは、この後1985年まで一切誰のレコーディングにも参加していません。そして、残った4人によるウディのクァルテットもブレーメンを最後に解散。以降ウディはレギュラー・バンドを長きにわたって持つことはありませんでした。

    ただし、ウディ最後のリーダー作『Imagination』(Red, 1987年録音)ではウディとスティーヴは再会しています。ブレーメンでの演奏は、スティーヴの不在をカヴァーしようとしているためか、4  人の演奏はいつも以上にアグレッシヴで覇気に満ちており、ウディにとってお馴染みの曲がとても新鮮に響きます。

    メンバー:
    Woody  Shaw(tp,  flh)
    Mulgrew  Miller(p)
    Stafford  James(b)
    Tony  Reedus(ds)