オランダの歌姫と日本人女流ピアニストによる珠玉のデュオアルバム。500枚限定の高音質アナログ重量盤が入荷予定!

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  • 2019.08.22

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    オランダの歌姫と日本人女流ピアニストによる珠玉のデュオアルバム、発売決定!!
    ※高音質アナログ重量盤で500枚限定プレス!


    先日、ある晴れた日の午後。新調したコンパクトなオーディオセットでレコードを聴いていた。何番目かにかけたのが、小橋敦子さんに送ってもらっていてまだ聴いていなかったこのレコードだった。ピアノと女性ヴォーカルのデュオなのだけど、すぐに引き込まれた。「ア・タイム・フォー・ラブ」がいい。「えっ、このヴォーカルの人って何者だったっけ、すごいいいじゃん」となり調べてみると1990年代よりオランダの名だたるレーベルやブルーノートからも作品をリリースしている。それらをパパっと聴いてみたらどれもがいい。エラ・フィッツジェラルドを敬愛しているようで、オーソドックスで包容力のある声量がステキ。特にブハーストから出ているウィレム・ブロイカーの『Thirst!』で歌う彼女が印象的でブロイカー・プラス・デニスの様相を呈し、「ジャケは知っていたけど、今になってその良さを知るとは残念至極」と地団太を踏むばかりだ。
    B面では、「レイジー・アフタヌーン」をやっている。ペギー・キングはアルバム・タイトルまでにしていたけど、あまり歌は聴かない。この曲は『セシル・テイラーの世界』を聴いてからずっとファンで追いかけている。この曲も雰囲気がたっぷり。そして最後にはスタジオにいる全員の拍手、ちょっと感動する。
    録音されたのは、ヒルバーサムにあるハイエンド・オーディオ店のスタジオ。音に究極こだわる店主のハリー・ヴァン・ダレン氏の肝いりで制作され、音の良さを追求したという。エンジニアは、同じくヒルバーサムの
    の第11スタジオのフランツ・デ・ロンドが担当した。ヒルバーサムというと、ビル・エヴァンス、エリック・ドルフィー、アルバート・アイラー、リタ・ライス、ダイヤモンド・ファイブ、ピム・ヤコブス、アン・バートン、ミシャ・メンゲルベルクなど数多くの作品が録音された聖地でもある。そんな地理的な場所でこっそり録音されたデュオ作品に感動した夏。少しスタジオ関係者にお願いしてレコードを分けてもらいます。(文:山本隆)




    制作・録音の舞台となった、ヒルバーサムの駅(左側)と、ラプソディー・スタジオの外観(右側)



    ■Personnel:
    Denise Jannah (vocal)
    Atzko Kohashi (piano)
     ■プロフィール
    ◇ Denise Jannah:

    デニス・ジャナーはオランダのサリナメ出身のジャズ・ヴォーカリストで、初めてブルーノート・レコードと契約を結んだオランダ人ジャズ・ソロイストであり、現在世界最高のジャズシンガーの一人と認知されいる。
    そのクリエイティブなフレージングは、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、カーメン・マクレエといったスターにも比肩するほどのシンガー。
    すでに数枚のアルバムをリリース(うち3枚がブルーノート・レコード)、世界中の大規模なジャズ・フェスティバルに参加し、ビル・クリントン元大統領夫妻、ネルソン・マンデラ夫妻とも知己であるという。

    ◇ 小橋敦子:

    豊かな国際経験を持つ、アムステルダム在住の日本人ピアニスト。1994年から2001年の間は、ニューヨークに住み、スティーブ・キューンに師事。2001年に日本へ帰国し、頻繁に多くの地元ジャズ・ミュージシャンと共演を重ねた。日本・アメリカ・ヨーロッパの三つの異なった文化経験を持つことにより、独自の音楽性を培った。


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