沖至、最後の録音「沖至・ラスト・メッセージ・ウィズ・佐藤允彦」が発売

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2021.01.20

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ITARU OKI MASAHIKO SATO / 沖至、佐藤允彦 / ITARU OKI LAST MESSAGE WITH MASAHIKO SATO / 沖至・ラスト・メッセージ・ウィズ・佐藤允彦
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沖至、最後の録音。ウィズ・佐藤允彦
本年8月に亡くなった日本のフリージャズのパイオニアでヨーロッパを中心に活躍したトランペッター沖至。その最後の録音(2018年10月7日ライブ録音)は、伝説のESSGの盟友である佐藤允彦との75分に及ぶ即興演奏。それを佐藤允彦自ら編集した。

「沖至・ラスト・メッセージ・ウィズ・佐藤允彦」トレーラー


佐藤允彦/ピアニスト、作・編曲家
1941年生まれ。1966年から1968年に米バークリー音楽院に留学。帰国後、1969年に初のリーダー・アルバム『パラジウム』でスイングジャーナル誌「日本ジャズ賞」受賞。これまでに数多くのリーダー・アルバムを発表し、特に『アモーフィズム』の全米発売や『ランドゥーガ』のフランスでのリリースなど国際的にも高い評価を得、国内に止まらない広範な活動は常に注目を集めている。作・編曲家としては、ナンシー・ウイルソン、アート・ファーマー、ヘレン・メリル、など様々なアーティストのレコーディングへの参加や、『オーケストラと三人のインプロヴァイザーのための「乱紋」』(1986年)、『WAVE IIIとオーケストラのためのコンチェルト』(1988年) などの実験的作品、「万国博覧会~地方自治体館」(1970年)、「花と緑の博覧会~JT館」(1990年) などのパビリオン音楽、リチャード・デューセンバーグIII世の筆名でのベルエア・ストリングス・シリーズなどを手掛けている。最近では、初音ミクとのコラボレーションで音楽監督を務めるなど、その活躍はますます多面化するばかりである。

沖至/トランペット、インプロヴァイザー
1941年生まれ。南里文雄から直々に手ほどきを受け、1960年代初頭、東京に移住、米軍キャンプなどで演奏を重ねる。1966年、佐藤允彦、高木元輝、富樫雅彦と、ESSGを結成し1969年にはヨーロッパツアーを行う。峰厚介、山下洋輔、渋谷毅、白石かずこ、吉増剛造、高木元輝、片山弘明、井野信義、大友良英、翠川敬基、吉沢元治、豊住芳三郎、などと共演。1970年代からは舞踏家との共演も多く、大野一雄、室伏鴻、笠井叡、などと。1974年、活動拠点をパリに移した際には朝日新聞で「沖至のパリ移住は、一つの頭脳流出である」と書かれたほど。渡仏後、アート・ファーマー、メイナード・ファーガソン、ノア・ハワード、リー・コニッツ、スティーブ・レイシー、アラン・シルバ、サニー・マレイなどとヨーロッパ各地で演奏した。2020年8月25日、パリの病院で死去。
 

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