ビル・エヴァンスの未発表ライブ音源「Behind The Dikes」が発売

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2021.07.26

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エレメンタル・ミュージックからビル・エヴァンス・トリオの未発表ライブ音源!
1969年オランダでの発掘音源が公式作品として初登場。
日本盤仕様には読み物としても楽しめるオリジナルブックレットの完全日本語翻訳付き!



photo : Nico van der Stam/MAI

BILL EVANS / ビル・エヴァンス / Behind The Dikes(2CD) / ビハインド・ザ・ダイクス

★ビル・エヴァンス・エステートとオランダのプロデューサー兼研究者であるフランク・ヨケムセンと共同で制作された本作は、スペインのプロデューサー、ジョルディ・ソレイとレゾナンス・レコードの共同社長であるゼヴ・フェルドマンによって2013 年に設立されたエレメンタルミュージックから発売される初めてのビル・エヴァンス発掘プロジェクトです。

★本作はビル・エヴァンス(p)、エディ・ゴメス(b)、マーティ・モレル(ds) のトリオが1969 年にオランダに残した貴重なライブ音源を集めたもの。非公式の海賊版では流通していたこともあったが、今回の発売は遺族等に正式な権利を交渉した上での初の合法的なアルバム発売となります。

★1969 年3 月26日にヒルフェルスムで開催されたVARA Studio でのライブ、そして1969 年11 月28日にアムステルダムで開催されたRAIアムステルダムでのライブ、そしてラストの2 曲は1969 年3月25日の録音でクラウス・オガーマンのアレンジによる、同トリオにメトロポール・オーケストラが参加しての美しく幻想的な演奏が収録されています。

★本作の共同プロデューサーであるゼヴ・フェルドマンは、「 ビル・エヴァンスの子息であるエヴァン・エヴァンス、ビル・エヴァンス・エステート、エディ・ゴメス、マーティ・モレル等と再び協力して、エヴァンスの壮大な録音遺産の一部として、より多くの音楽を公式に発表できることをとてもうれしく思います。 また、私の共同プロデューサーであるフランク・ヨケムセンと再び力を合わせることもスリルがあります。フランク・ヨケムセンはエレメンタルのエグゼクティブプロデューサーであるカルロス・アグスティンの支援を受けて、オリジナルのオープンリール・テープをラジオ局から見つけることができました。」

★LPのマスタリングを担当したのはバーニー・グランドマン。オリジナルアナログテープの状態が非常によく、臨場感あふれる高音質で楽しむことができます。

★メインライナーノーツは、有名なオランダのジャズジャーナリストBert Vuijsje。オランダのジャズピアニストJan Huydtsへのインタビュー、発掘王ゼヴ・フェルドマンのエッセイ、また エディ・ゴメス、マーティ・モレルによる貴重な証言が収録されている。国内盤CD/LPにはそれらオリジナルCD/LPに収められている貴重な未発表写真を含む12 ページのブックレットを完全翻訳した日本語版のブックレットが付属します。


メンバー:
Bill Evans (piano), Eddie Gomez (bass), Marty Morell (drums)
Sides A, B, C & D: Recorded live at VARA Studio, Hilversum, Holland, March 26, 1969.
Side E & F1-F2: RAI-building, Amsterdam, Holland, November 28, 1969.
F3-F4: Same personnel but add the Metropole Orkest under the direction of Dolf van der Linden.
Arrangements by Claus Ogersman. NRU Studio, Hilversum, Holland, March 25, 1969.


photo : Nico van der Stam/MAI