2024.12.26

ディスクユニオンのジャズ専門館スタッフが新譜の中で一押ししたいオススメ作品をご紹介!
今月リリースされた最新新譜はもちろん、改めて聴いたら良かった準新譜もコッソリと掲載。
最新新譜カタログ的にも、魅力ある作品の発掘的意味合いでも是非ご一読ください!

Jon Batiste / Beethoven Blues/ JazzTOKYO 東舘
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008919238
ジャズ専門店にもかかわらず《エリーゼのために》や《運命》が流れている!?その正体はコレ。昨年の『ワールド・ミュージック・レディオ』で話題をさらったジョン・バティステの最新作は、なんとベートーヴェン集!おおよそ「ジャズ×クラシック」の系譜に連ねられようが、その音楽はジョン・ルイスともオイゲン・キケロともブラッド・メルドーとも違う。オリジナルに近い形で始まりながら、進むにつれてリズムやモードに変化が起こったり、ブルース風の楽想が闖入したりする。原曲を念頭に置かせつつそれを首尾よく裏切ることで、聴き手に違和感を抱かせ、既存の価値観の問い直しを図る(異化効果)という点では、ユリ・ケインに近似するとも考えたが、バティステは斯様な小難しい考察とは無縁のところで、もっと単純に自由に弾いている気もする。「ルートヴィヒのソングをオレ流に味付けしながらプレイしてみたぜ」といった具合に…ここで彼の初期作に注目。バティステがジュリアード音楽院修了の2年後、2013年にリリースした“Jazz is Now”(Naht Jona)というアルバムがある。真っ当なピアノ・トリオ。彼のスタイルはモンクやジョン・ライト、ジーン・ハリスを思わせる。つまり、ブルージー。この音楽家、本質的にはブルース・ピアニストなのではないか?翻って本作を「ベートーヴェンのブルース化」ではなく「ブルース・ミュージシャンが弾いたベートーヴェン」として聴けば、そこにはノリと愉悦とヒラメキに満ちた世界が広がっていることに気がつく。ダラー・ブランドにも似た聴取体験だ。「ジャズ×クラシック」の新たなるランデヴー・ポイントを見つけたり。夜会服を着てカーネギー・ホールの一等席に座るロバート・ジョンソンのような、新鮮で不思議な痛快さがある。やはりこの男、天才か。もしくはただの天然か。バティステの手のひらの上で存分に踊ろう。

Daniel Herskedal / Call For Winter II: Resonance / JazzTOKYO 東舘
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008902864
なんとこの気候にピッタリのタイトルであろう!あえて厳めしく訳すとすれば、“冬を呼ばひて”となるだろうか。ノルウェーのジャズ・テュービスト、ダニエル・ハースケダールが多重録音を駆使する“Call for Winter”シリーズ。第1弾(2022年リリース)からはスタジオ的密室的温かみが感じられたが、本作はスケールの大きい感動的な音楽だ。野外を思わせる広々とした空間に、シンプルで力強いメロディーが、豊かな中低音によって朗々と響き渡る。崇高なハーモニーは峻厳たる地表、四方八方から聴こえるブレス・トーンにフラッター・タンギングは吹雪か、はたまた旅人の足音か——厚い雪に覆われた渺々たる針葉樹林を、老いた旅人が、少しずつ少しずつ、大いなる輝きを求め、歩みを進めていく——そんなトルストイめいた光景も浮かぶ。冬というテーマが極限まで追求された作品。

Peter Bernstein / Better Angels / JazzTOKYO 東舘
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008920909
ブルージーなコクとスウィンギーな心地よさ。ジャズにおけるこれら二つの魅力を最大公約数的に表出させるピーター・バーンスタイン。この人の演奏ならどれを聴いても間違いないと言い切れる、現代ジャズを代表するミュージシャンのひとりです。四月に録音された本盤では、共演歴の長いブラッド・メルドーが参加。彼の近作はもちろん好意的に受け取られて然るべきものではありますが、本盤のように改めてオーソドックスかつ素晴らしいプレイを聴かせてくれると、ファンとしてはどこか嬉しく思います。朗らかなバーンスタインと少し辛口のメルドーはまさにゴールデン・コンビ。81歳の御大アル・フォスターによるピースフルなドラミングが聴けるのも喜ばしいです。ギター・ソロのM4&8も絶品。デューク・ジョーダン作のM7なんか最高。師走のバーンスタイン。なんだかほっとしますよね。

M.T.B. / Solid Jackson / JazzTOKYO 東舘、新宿ジャズ館 四浦
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008924320
1994年に一枚のアルバムを出したきりだったM.T.B.による、まさかのセカンド・アルバムが登場しました!三十年ぶり!ドラムがレオン・パーカーからビル・スチュアートに変わっていますが、グループ名の通りメルドー(p)、ターナー(ts)、バーンスタイン(gt)三者による抜群のコンビネーションは健在です。みんな五十を過ぎて、脂が乗りきっていますね。三人の中で最も著しく変化したのはメルドーでしょう。本アルバムでは主役の一人として、近年培った独自のピアニズムによる、繊細で切れ味の鋭いソロを繰り広げています。ターナーとバーンスタインは、大船に乗ったつもりで任せとけやと言わんばかりの、安定感に溢れた文句なしのプレイ。それらをクールに支えるラリー・グレナディア(b)、一方でパワフルに叩きまくるスチュアート…万人におすすめできる名盤が、ここにまた一つ誕生しました。(JazzTOKYO 東舘)
「みんなと30年ぶりに演奏すると、以前とは全く違う、それはみんなが年を取りジャズのボキャブラリーを増やし、当時やりたかった繊細なことを、リズムの面でも、時間感覚の面でも、以前はできなかった方法で互いがコミュニケーションをとれるようになった。より熟練し、繊細で、複雑な演奏ができるようになったことで、音そのものやそれらの感覚がより豊かになったようだ。皆それぞれが冒険してきたことを踏まえて、今皆が再び集まり演奏しあうことで、何が起こるのかを確かめたかった。それらがいかに新鮮であるかを。」(マーク・ターナー談)Brad Mehldau(p) Mark Turner(ts) Peter Bernstein(g) Larry Grenadier(b) Bill Stewart(ds)(新宿ジャズ館 四浦)

Yuki Yamamura(山村勇樹)/ View of 124 / JazzTOKYO 神尾
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008928725
昼休憩から戻ったら、さっそうとスイングするピアノトリオ盤がかかっていました。誰?とジャケを見ると、山村勇樹(Yuki Yamamura)。NYを拠点とするピアニストで、又賀 純一郎(P)、永山 洋輔(Ds)からなるトリオ、NY録音です。繰り返し聴いて、オープニング曲のスピード感や最終曲のエレピを使ったファンキー曲も良かったけど、今、私にしっくり来たのは、(2)「early summer」や(5)「Oriental waltz」といったスロー曲。キャッチ―でいて、あたたかみがあり、琴線にキュンキュン触れるのです。トリオ独特の色彩感、風景を感じさせるメロディがとてもいいと思います。全曲オリジナルで本作が初リーダー。本作の完成度を確認した上で、既に次のアルバムが楽しみです。

Jim Mullen / For Heavens Sake / JazzTOKYO 神尾
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008933270
割とオルガンの入るジャズが好きで、入荷するとよくチェックしています。中でもオルガントリオ+テナーって、私一番好きな組み合わせ。リーダーはイギリスで活動するベテランギタリスト、ジム・ミューレン。オルガンはシカゴのベン・パターソン、テナーはデンマークのヤン・ハルベックです。うむ、多国籍ですね。で、聴くとソウルフルでヒートアップする・・というよりは、B・ウエブスター~P・ゴンサルベス系列のぶお~っとしたサブトーンを含むテナーが準主役。(アップテンポ曲もありますが)全体にまろやかな雰囲気が作品を包みます。例えば「Angel Eyes」や「星へのきざはし」です。こんなしっとりした佇まいがいいですね。大人の余裕を感じるオルガンもの、沁みる一枚なのです。

Jan Lundgren & Yamandu Costa / Inner Spirits / JazzTOKYO 神尾
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008899796
ご存じスウェーデンのピアノの貴公子と、ブラジル出身7弦ガットギターの名手ヤマンドゥ・コスタのデュオ作。しばらく前に入荷し、売り切れては入荷・・を繰り返しているロングセラーです。お互いにオリジナル曲を持ち寄りレコーディング。ヤマンドウの故郷であるブラジリアンテイストの曲はもちろん、ヤンのバックグランドにあるクラシカルな響きのある曲も含まれていて、南米と北欧のメロディスト共演という趣きです。ジャンゴ的ギターの哀感を感じる(1)「Para Aprender A Amar」やミシェル・ルグランを意識したような、(8)「A Legrand」というタイトルの美曲があったり・・一曲一曲が充実していて、シンプルであたたかく、豊かな音世界があると思います。ちなみに、私初めて聴いた、ヤマンドゥのことを調べると(といっても、グーグル検索ですが)、天才、モンスター、史上最強ギタリストといった記載があり、グラミー受賞者でもあるようです。こうしたギタリストに対し、極自然なメロディ、即興で音楽を組み立てるヤンのピアニストとしての幅広さも再認識。親しみやすさの中に2人のミュージシャンシップ、バックグランドが滲む名作だと思います。

キャットバグ / ムシェメーシャ / JazzTOKYO 松本
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008910266
曲を流した瞬間、やわらかくてやさしい風のにおいがが吹き抜けていく。小さな農場を営みながら歌を紡ぐ"ファーマー・ソングライター"。まずその生活スタイルにときめいてしまう。彼女を知ったのは約3年の前作『slapen onder een hunebed』。今作はプライベートで別れと出会いを経験し、ひと時は音楽活動から離れていたという彼女が、農場で出会った鳥たちにインスパイアされて生まれた3作目。店頭でまた見かけることができてうれしい。アコースティックギターとコーラスの重なりが生み出す幻想的な情景を基盤に、時には鳥のさえずりのようにも聴こえる歌声が穏やかに語りかける。シンプルなのにとても豊かに感じる。ありのままの姿でいようとする彼女の姿勢なのだろうか、やっぱり歌にはその人間が滲み出て聴こえてくるのだなあと強く思う。ライナーノーツでの自身による各曲の解説もすばらしく、苦しい時期を導かれるようにして乗り越え生まれた作品なのだとわかる。夜明けの歌となって多くの人に届きますように。

Mira Opalinska / Lumière / JazzTOKYO 松本
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1001717298
ポーランド出身の女性ピアニスト、ミラ・オパリンスカと英国出身のベーシスト、ダグラス・ウェイツによるデュオ。名作の映画音楽集というよくあるコンセプトだが、銅版画なのか、細かい風が混ざり合う竹林のようなジャケットは水墨画をも思わせる少し変わった気配をしている。光と影だけがグラデーションとなって色を生み出す世界で、ミラは静かに静かにピアノと向き合って、その声や色を引き出す天才だと思う。『ローズマリーの赤ちゃん』『水の中のナイフ』でのコメダの曲に、モリコーネの『ニュー・シネマ・パラダイス』のメインテーマをオマージュしたミラのオリジナルに続く「愛のテーマ」、そして武満徹や菅野よう子と日本人作曲家の作品も。そっと触れるようなレベルのタッチを使い分け、誰もが知る名曲の聴こえなかった音、見えなかった色を浮かびあがらせる。しとしとと降る静かな雨のようで、静寂を拾い上げる映画音楽集だった。

John Zorn / Lamentations / JazzTOKYO 松本
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008895162
フリージャズ界でも一際異才な存在感を放っているジョン・ゾーンだが、近年自身のレーベルTZADIKからリリースされている、自身が作曲/プロデュースを務める作品群は、実は美しく荘厳で不思議な映像的世界観を持つものが多い。今作は、20世紀を代表するウェールズの詩人、ディラン・トマスからインスピレーションを受けたというトリビュート・アルバム。トマスが死にゆく自分の父親に宛てて書いたと言われている代表作「Do Not Go Gentle Into That Good Night」と、「A Clown in the Moon」より曲目が付けられており、どちらも生と死について光を見出す詩だ。ジュリアン・ラージ、ビル・フリゼール、ギャン・ライリーというギター名手三人衆が、文字のうしろにある複雑さと歌うような美しさを兼ね備えた世界を紡ぎ出し、色鮮やかに浮かび上がらせる。

John Zorn / Ballades / JazzTOKYO 松本
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008864687
こちらもジョン・ゾーン作曲/プロデュースによる新作。毎月のようにリリースがあり、その底なしの創作意欲にはいつも驚かされる。ブライアン・マルセラ、ホルヘ・ローダー、チェス・スミスによるおなじみのピアノ・トリオ。バラッド集ということで、曲目もBallade Nr. 1から11と無機質に続き、想像力を搔き立てられるが、ジャズの伝統を基盤にした、気品があってメロディアスでほんとうに聴きやすい内容。ジョン・ゾーン節がちりばめられていて、意表を突かれる楽しさもある。そして、この作品にもどこか神秘的な空気が流れているのは確かだ。それが私が近年の彼の作品に惹かれる理由なのかもしれないが、やはりユダヤ系であることが彼の音楽に色濃く反映されているのだろう。神秘のベールのなかで繰り広げられるトリオの会話は物語のチャプターようで、彼の精神世界をも代弁しようとしている。

Julia Danielle / Julia Danielle / JazzTOKYO 赤尾
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008888692
女性歌手のデビュー盤。予期せぬ見つけものだ。推しつけ工作を開始する。ホーン奏者のようにメロディを自在にフェイクして歌うヴォーカルジャズ。アカペラコーラスや弦楽四重奏+1が現れるあたりでレイヴェイを意識してしまうが、ジュリアの唱法にレトロな格調は希薄で現代的。押しつけがましさなく自然体な歌声には、静かに人気のガブリエルカヴァッサに似た心地よさがある。ビリーホリデイなジャケットにスタンダード曲が並ぶ見せかけとは裏腹に、ギタートリオの伴奏は今風でドラムスは最新鋭の趣、テナーはポストブレッカー。各曲無駄なくまとまり構成も見事で何度もリピートしてしまう中毒必至な魔の1枚。肝は終盤のカーラブレイ作"Lawns"。この1曲が全体の色調を決めている。カートエリング作詞のバージョンを踏まえているとかで検索して"Endless Lawns"発見。これがまたすばらしい。オリジナル収録の"Carla Bley Sextet"は最近日本盤が再発され今なら入手可能。こちらを紹介しようかと検討中に本作が入荷した。カーラ、ジュリア、カート、ジョンスコ、香津美、渋谷毅、佐山雅弘...この冬は"Lawns"ばかりたくさん集めて聴くことになりそうだ。ついでに握り寿司パックとビール、赤白ワイン、日本酒、焼酎など並べて飲み食い聴き比べで最高の一瞬。興にのったら楽器で弾いてみるのもいい。キーはD。譜面はネットに転がっている。やはりカーラは魔女だった。

渋谷毅 / famous composers / JazzTOKYO 赤尾
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008820215
ジャズ演奏から遠ざかっていた渋谷毅は明田川荘之のピアノに触発されてシーンに復帰したという。その天才アケタ氏がまだ早過ぎる御年で逝去された。氏の偉業に触れたいが新品在庫がない。なぜだ! 細かいことは気にせずに独りで"今すぐ聴いてほしいアケタ"を急遽開始する。"Nearness Of You"は心を撃つピアノとオカリナのソロ演奏。オカリナでパーカーもバッハも自在に吹く稀有な存在が失われた。武田和命との共演盤"I Didn't Know About You"は感涙のタイトル曲前の"電気アケタ"でウェザーリポート宣言した武田がショーター化する奇妙な逸品。林栄一とのデュオ、渋オケとはまた別な味わいのアケタ西荻SPオケも聴かずには死ねない。紙面も時間も足りん! 人生は一瞬だ。いつかアケタの店で明けた(!)新年、渋谷さんが酎ハイ傍らに途中で止めては何度も弾き直した"蓮の花"、本作ラストで聴けるのはその完成形だろうか。

's Honey / Bitter Sweet / JazzTOKYO 赤尾
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/XAT-1245786238
知られざる日本人歌手だからと黙殺素通りせずに耳を傾けていただきたい1枚。歌声には個性がむき出しで現れる。上手い歌手はたくさんいるが、歌声に惹かれることは残念ながら多くはない。スハニーの低めでハスキーな歌声には包み込むような優しさが漂う。キュート系ラヴリー系ではないが、少しべべウジルベルト風味の耳に心地よい歌声だ。曲目もいいが歌い方もいい。歌詞を慈しむというか、歌手が曲と同化しているというか、自己顕示的圧迫感がない。伴奏が極上だ。始めと終わりはピアノのみ。4曲でローズの煌めき揺蕩う音色を堪能できる。英語の発音云々的価値観は無用だ。それは、例えば阿川泰子の魅力を解せない狭小な観点である。非ネイティブならではの訛りは魅力でもあるのだ。スハニーの歌う"Blue Velvet"を聴いてみたい。歌声の謎が深まるばかりの昭和99年師走。

Flock / Flock II / JazzTOKYO 赤尾
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008926532
ジャズはつまらんと嘆くUKニューウェイヴ好きスタッフ氏に、これならどうだ!と溢れる新譜群から確信をもって選んだ1枚。"これはダブだ"と満足した氏は翌日いそいそと購入。ダブではエフェクトにより時空が歪み、少し過去の別座標の音が今この場所の音とダブる。だからダブ。ダブらしく低音の効いたサウンドだが、メンバー構成を見るとベーシストがいない。シンセ音源の低域をブーストして代用している。フリーキーなバリサクなど管には多重録音らしき箇所もあるが、有機的にグルーヴするトラックはリアルタイムでダブ処理された即興演奏ではなかろうか。ならばジャズと標されるのも納得だ。後半にはシルヴィアン、ジャンセンらジャパン一派に通ずる内省的な響きも現れる。酒抜きでもトリップできるダブだが、常温のビールをゆるゆると飲みながら聴けば気分はUKである。

Federica Ferrari / Silencio / JazzTOKYO 中村
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008921906
ウィーンを拠点に活動するイタリア出身の女性シンガー/作曲家、フェデリカ・フェラーリ。最新作のタイトルはずばり「沈黙」。前作の『A Joia Escondida』でミルトン・ナシメントやバーデン・パウエル、ジョビンらの作品を生き生きと鮮やかに解釈し、MPBの偉大なる巨匠らに敬意を表していました。今作はブラジルの作曲家/音楽家のエドゥ・ロボの楽曲をアレンジ、そしてタイトルの「沈黙」こそエドゥ・ロボの歌詞に繰り返し登場するキーワードなのです。「ボサノヴァなんて時代遅れも時代遅れ、もはや博物館行きです。」なんて見なされていますが、「いいものはいいんです。」とハーモニカやヴィブラフォンを取り入れてボッサとジャズをうまく結びつけMPBの本質を引き立てているところが、彼女の素晴らしい所だと思います。本作はヨーロッパと南米のミュージシャンで構成されていて、それぞれのバックグラウンドがエドゥ・ロボの楽曲の解釈に活かされている点もGOODです。

Giuseppe Venezia / I've Been Waiting For You / JazzTOKYO 中村
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008917393
いいジャズ・ベーシストと言われる条件の1つに「グループを調和させる素質がある」が挙げられると思います。誰が演奏していようと、誰がソロをやっていようとリズムやハーモニーをサポートする。そしてベーシストがリーダーの場合はどの楽器をいつ演奏しどのようにアンサンブルを構成すれば効果的か、という視点も必要になってくるでしょう。さて本作のリーダー、ジュゼッペ・ヴェネツィアはどうでしょうか。正解は「彼はいいジャズ・ベーシスト」です。ファブリッツィオ・ボッソとはじめイタリア屈指の手練れミュージシャンを束ね、楽しくスウィングしながら興奮をもたらし、ヴィンテージ時代の雰囲気を持つストレート・アヘッド・セッションとして本作を仕上げています。ドライヴ感のある「Messaggeri 」、美しいバラード曲「I've Been Waiting For You」、チャーリー・パーカーへのトリビュート曲「Blue Bird」など捨て曲なしの本作をお楽しみください。

Kalya Ramu / Trio / JazzTOKYO 中村
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008953610
ギターとベースの伴奏でカナダのヴォーカリスト、カリア・ラムがハートウォーミングな歌声を披露する新作です。1920年代頃のグレート・アメリカン・ソングブックから7曲、オリジナル曲を1曲(M5)、子供のころ大好きだったというイスラエルの作曲家の作品(M2)の計9曲を収録、シンプルな編成にしたことで演奏や歌声が際立った透明感のあるサウンドを堪能できる作品となりました。大きなフィルハーモニーホールではなく温かみのある雰囲気の小さなジャズクラブで、ドライブしながら鼻歌交じりに、といういうより深夜のリラックスタイムに聴きたい1枚です。ちなみにヘブライ語で歌うM2の歌詞が気になり調べたところ「幼稚園で一番かわいい女の子~♪ 三つ編みのかわいい女の子~♪」という何とも愛らしい内容でした。子ども独特のたどたどしい発音でカリア・ラム自身が歌っていたのかと思うとキュンとします。

Oscar Peterson / City Lights - Live In Munich, 1994 / JazzTOKYO 中村
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008921295
脳卒中で倒れた14ヵ月後に演奏した1994年ミュンヘンでのライヴ音源が初CD化されました。メンバーはギターの音色に迫るウッディな美しい音色を放つベースのNHOP、味わい深く情熱的で正確なギターを爪弾くローン・ロフスキー、74年からピーターソンと共に世界ツアーを行った気心知れたドラマーのマーティン・ドリュー。お薦めは最後のナンバー「Nighttime」で、おそらく倒れた後に作曲したのでしょう、右手から紡ぎ出される抒情的なフレーズに満ちた曲で、悲しみの中にいてもピアノに向き合う彼の姿勢に心を打たれます。「実際プレーしているときは脳卒中になったことは無視しているんだ。左手でやるべきことをやる。左手でできることは限られているけど、それでもいろいろなことを演奏するために左手を使う。」不自由になった左手について後のインタビューでこう語っていたそうですが、かつてのような演奏が出来なくなったとしても、引退を拒み以前にも増してエネルギッシュに作曲を行ったその姿こそ「鍵盤の皇帝」と言われる理由の1つなのだと思います。

Michel Petrucciani / Jazz Club Montmartre-CPH1988 / JazzTOKYO 羽根
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008946817
"One Night in Karlsruhe"が正規版としてリリースされたのが2019年のこと。どうやらもっと凄い演奏があるらしいとは聞いていたが、職業柄ブートレグを積極的に視聴、推薦しにくいもので、待ってましたよ、この伝説のデンマーク・ライヴ。全盛期といっても過言ではない"Michel plays Petrucciani"と同じゲイリー・ピーコック、ロイ・ヘインズのトリオで最高のオリジナル曲とスタンダードが高音質で聴けるのだから、もう堪らない。元々編成や共演者を選ばずに、いつでもどこでも最高であり、周囲を圧倒してしまうのがペトルチアーニらしさなのだが、それでもこのトリオは流石に拮抗している。トリオでは「ジャン・フランソワ・ジェニー・クラーク、アルド・ロマーノ」「パレ・ダニエルソン、エリオット・ジグムンド」「アンソニー・ジャクソン、スティーヴ・ガッド」など十人十色にお好みのトリオがあるだろうが、私はこのトリオをもっと聴きたかった。しかしエバンスやキースのように自身のトリオを長年のチームワークで育むといったアプローチとは異なり、ペトルチアーニは初見・一発で結果を出すタイプだ。その時に生まれる途轍もないジャズ的スリルが醍醐味なので、本録音が残されていることだけでも素直に寿ぐべきだろう。それにしてもペトルチアーニは本当にワン・アンド・オンリーだ。ピアニストを〇〇派と分類することがあるが、一昔前はペトルチアーニをエバンス派とする言説をよく見かけたもので、現在ではさすがにそのように乱暴な論評は絶えて久しいものの、では何だ?と詰められると些か困る。オスカー・ピーターソンやマッコイ・タイナー、キース・ジャレット、それこそラグタイムからクラシックまで、成分はいくらでも思い浮かぶが、本質的にはどこにも属していないというのが私の見解だ。うーん、ピアノ星人?

Herbie Hancock / エンピリアン・アイルズ(SHM-SACD) / 吉祥寺ジャズ館 山脇
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/XAT-1245785666
若干24歳ながらにして初々しさと既に新主流にシフトが置かれた洗練されたサウンドから、自由度の高さと即興性を高次元で両立されたアルバムである。
1964年の録音当時から半世紀以上の月日が経過した現在でも、真新しさを聴いて取れる。
もう1つは、ベースにロン・カーター、ドラムスにトニー・ウィリアムスという誠に贅沢なリズム陣に加えて、トランペットにフレディハバードを交えたカルテット編成であるという点が特筆すべき要素である。
冒頭のA面『One Finger Snap』からは、スピード感に溢れ、複雑さも同居した演奏にルディ・ヴァンゲルダーによる重厚なBLUE NOTEサウンドが封じ込まれた作品に仕上がっている。
B面1曲目、『Cantaloupe Island』がファンク色を含んだ特有のリズムを刻んでおり、本作において異色の雰囲気を解き放っている。

McCOY TYNER & JOE HENDERSON / Forces Of Nature: Live At Slugs'(2CD) / 新宿ジャズ館 木村
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008932249
先月発売されたLPに続き、今月は輸入盤CDと国内盤CDが発売された。個人的に購入した輸入盤CDで聴き直して、改めて物凄さに驚嘆するばかり。ジョー・ヘンダーソン、マッコイ・タイナー、ヘンリー・グライムス、ジャック・ディジョネット、この猛者達の有無を言わせぬパワープレイをただただ畏敬の念を持って無心に聴くばかり。
先月も述べた様にジャック・ディジョネットの煽り方が凄まじく、燃料をくべ過ぎてる感すらあるが、グループ全体に火がまわって推進力がついた後はポリリズミックに更にメンバーを刺激し、グルーヴの表情を豊かにしていく。
そんな超重量級ベース&ドラムの荒波の中を縦横無尽に泳ぎまくるジョー・ヘンダーソンとマッコイ・タイナーの演奏には圧倒されるばかりだ。
ジョー・ヘンダーソンの数多あるライヴ音源の中でもトップクラスの白熱音源!!

MAL WALDRON / Rat Now...Paris 70(LP/180g) / 新宿ジャズ館 木村、商品部 川田
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008932039
非常に興味深い発掘音源の登場だ。
ECM第1作目「Free at Last」を出したばかりのマル・ウォルドロン、プログレバンド「マグマ」を結成したばかりのクリスチャン・ヴァンデ(ds)、フレンチ・アヴァンギャルド・ジャズの始祖ジェフ・ギルソン関連作品の多くに登場するジャン・フランソワ・カトワール(b)という癖の強い3人によるトリオ。
「Free at Last」と曲がかぶってるので比較してみる。「Free at Last」はマルの従来の音楽性からの拡張を見せた意欲作だが、現代の耳で聴くと比較的端正なベースとドラムに聴こえる。
「Rat Now...Paris 70」ではドラムとベース共によりアグレッシブな演奏を繰り広げていて、個人的にはこちらが好みだ。マンフレッド・アイヒャーのフィルターがかかってないこちらの方が、当時のマルの音楽性に近い出来になってるのではないかと、色々勘繰りながら聴くのも面白い。(新宿ジャズ館 木村)
昔からマル・ウォルドロンのアルバムを購入する時は特にセッション・アーティストのクレジットをチェックするようにしていた。ジャッキー・マクリーン、エリック・ドルフィー、ジョン・コルトレーン、ブッカー・アーヴィン等々。1970年の未発表ライヴ音源が初出となった今作「ラット・ナウ:パリ1970」の新譜インフォを見たときに目が留まったのはクリスチャン・ヴァンデのクレジットだった。フランスを代表するプログレッシブ・ロック・バンド、マグマのリーダーでドラマーだ。1970年はマグマがデビュー作「Kobaia/Magma」(2LP)をフィリップスからリリースした年でもある。
個人的にマグマとは仕事で関わることが幾度かあったのを思い出す。インターネットが無かった恐らく90年代くらいには特典のマグマのブックレットの制作に協力した。2000年代初頭には米国ペンシルバニア州の大学で開催されていたプログレッシブ・ロック・フェスで物販を毎年行っていたが、マグマが一度出演した際にはブルックリンのライブハウスでアポを取り、車でペンシルバニア州の会場からブルックリンまでプログレッシブ・ロック担当者と一緒に出向いて、楽屋で様々なミーティングを行った際には通訳を担当した。もちろん、フランス語やコバイア語は話せないので英語ではありますが。
マル・ウォルドロンは今作ライヴの4ヵ月前にECMレーベルからの最初のアルバム「Free at Last」(LP)というフリー・ジャズ・アルバムをレコーディングしており、マグマがデビュー作をリリースするクリスチャン・ヴァンデと共にテンションの高いプログレッシブなプレイを期待していたが、針を溝に落とすと期待以上のアグレッシブなトリオの演奏に満足度大であった。マルの力強い音の塊のバックでクリスチャンのマグマを想起させるようなクールなドラムが鳴り響くのだからたまらない。
なお、ベーシストのジャン・フランソワ・カトワールは1973年にはジェフ・ジルソンのパーム・レーベルからクリスチャン・ヴァンデと共にアルバム(LP)を1枚リリースしている。(商品部 川田)

MARCO VON ORELLI / Lotus Crash First Visit / 新宿ジャズ館 木村
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008944630
Marco von Orelli(tp)率いる2管カルテット「Lotus Crash」が良い。
ジョン・ゾーンのMASADAのあの感じがある。現時点でフリージャズに片足突っ込んでいてtp,sax,b,dsのカルテットとなればMASADAの影響は免れ得ないが、美味しい部分を受け継いでるのは好感が持てる。
まずリズム隊の鉄壁感。音数が多くはないが抜群の安定感と対応能力がビシビシ伝わってくる。
そしてフリージャズのフォーマットでありながら、フリーパートから不意にアンサンブルがカチッと決まるカッコ良さ。
MASADAとは違いイスラエルのバックボーンがない故にアラビックな旋律はなく、そこにスイスの彼等の個性を出す余地があるのだと思う。
またジョン・ゾーンと違ってエキセントリックなフレーズ/咆哮というケレン味を使わなずに聴かせようとしていて、独自色が生まれている。
今後のこのグループの動向に注目していきたい。

EMILY REMLER / Cookin’ At the Queens: Live in Las Vegas (1984 & 1988)(2CD) / 横浜関内ジャズ館 久保田
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008955188
80年代を駆け抜けた女性ギタリストのエミリー・レムラー初となる公式ライブ盤です。スタンダード中心の選曲で彼女らしいギター・プレイを堪能できます。先日のRSDでリリースされ、聴きたい・欲しいけど値段が…という方は少なくないはず。ぜひCDでどうぞ。夭逝しアルバムが少ない彼女のディスコグラフィーに新たな1枚が加わりました。

JOE SANDERS / PARALLELS / 新宿ジャズ館 有馬
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008915035
主にNY系コンテンポラリーで活躍してきたベーシストJOE SANDERSの三作目。気づけばフランス在住とのことで、1-4はフランスでのライヴ音源となります。
LOGAN RICHARDSONとSEAMUS BLAKE(初共演?)、GREGORY HUTCHINSONなど、これだけのベテランを集めて基本モーダルで展開。
他にもスイングが一曲。そして息子さんのデビューとなるメロディカでのフロントが一曲。その他Taylor EigstiやJure Puklの参加が一曲ずつあったり、エレクトリックな展開があったりと、ここ最近の近況やこれまでの興味などがコンプレッションされています。
なによりベーシストらしい作曲や展開も反映されているところも含めて、全体を通して良い意味で異質な空気があり、それが面白いです。

WALTER SMITH III / three of us are from Houston and Reuben is not / お茶の水駅前店 逆瀬川
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008902598
ウォルター・スミスはブルーノート移籍第一作の前作も好内容で、昨年から続くブルーノートの快進撃の皮切りとなった作品だった。そこへ今年も新作となれば期待するほかはない。前作から大きく印象が異なるのは作曲面だろう。楽曲、アレンジがよく練られた印象の前作に較べ、今作はより柔軟で自由度が増している。前作からメンバーもガラリと変えたシンプルなワンホーン・カルテットという編成の妙もあろうが、実際に今回は煮詰めない方向へと作曲のアプローチを変えた、とレーベルHPのライナー・ノーツで語られている。自由度が増した分、メンバーそれぞれの持ち味も存分に発揮された作品になった。特にジェイソン・モランの貢献は素晴らしく、彼なしでは本作のエレガントなアンサンブルは生まれなかったであろ
う。ちなみにモラン、リューベン・ロジャース、エリック・ハーランドという本作のメンバーは、チャールズ・ロイドのECM期後半のニュー・カルテットと同じ面々。ラストにヒューストン、テキサスのステレオタイプ的なカントリー風の曲をモランとデュオで演奏しているのも、ロイドとモランの『Hager's Song』を思わせるものがある。この辺りを改めて聴きなおし、聴き比べるのも面白い。
実を言うとウォルター・スミスに関しては、現代を代表するサックス奏者としての高い実力は理解しつつも、落ち着いたトーンが個人的な好みに合わずどこかハマれないところがあった。しかし本作は第一印象が素晴らしいだけでなく、何度でも聴きたくなるほどに味わい深い。年間ベスト入りも十分あり得る、2024年の傑作のひとつとして、胸を張って推薦したい。

BOB JAMES & DAVID SANBORN / DOUBLE VISION(Hybrid Multi-Channel SACD) / 商品部 西川
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008952769
「80年代フュージョン名盤がなんと初のマルチ・チャンネルSACDで登場」ということで期待しつつも、FOURPLAY / BWTEWWN THE SHEETS(30th Anniversary Remastered)(SACD)のマスタリングの出来が??? でしたので不安が拭えなかったのですが、こちらはまあ大丈夫でした。
レコードやCDに慣れているので不思議な感覚ではあるのですが、センターにサンボーンのサックス(AVアンプで調整が必要でしょうか)が配置され、センター、フロント、リアに割り当てられた楽器のバランスもまずまずです。3曲目あたりから聴き慣れてしてくるのですが、もう少しスタジオのタイトな感じも表現できていればという印象で内容は★5つ、マスタリング★3つくらいでしょうか。

WEBSTER LEWIS / LIVE AT CLUB 7(4LP BOX) / 商品部 西川
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008949054
この作品P-VINEさんからCDが発売されていました。以来久々に聴いてグッときました。クールなヴォーカルとグルーブ溢れる演奏が熱く最高です。ジョージ・ラッセルが関わりノルウェーにツアーした際に偶然にもECMのレコーディング・エンジニアであるヤン・エリック・コングスハウグがレコーディングに携わった経緯がブックレットに記載されております。
ストラタイーストのハンドスケープス、ディスコ・サウンドに転身後の活躍やハービー・ハンコックのセッションミュージシャンとして知られておりますが、ガンサー・シュラーがメンターでドラマーのトニー・ウイリアムスとの仕事やジョージ・ラッセル、ビル・エヴァンスとも仕事(この辺りは知らなかった)をしていたようです。オリジナル盤はノルウェーSONETから2枚組で発売されてましたが最近見かけません。BOXも限定プレスですのでお早めに。

JAKOB BRO / December Song (LP) / DIW 今井
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1005488794
三部作のラスト作再発とのことなので。前作『Time』のメンバーにクレイグ・テイボーン(p)を加えた5名の繊細な重奏は、穏やかな癒しと安心感を与え、1年の喧騒を忘れさせてくれます。A3「Zygaena」B4.「Vinterhymne」は是非。2025年2月に公開を控えるECMアーティストドキュメンタリー映画『ミュージック・フォー・ブラック・ピジョン』とも共鳴するのでレコメンド。

LUCA DELL'ANNA / Tactile / 商品部 大野
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008945511
イタリアのステファノ・アメリオが録音とのクレジットをみて、聴いてみたが流石だなと思いました。
ルカ・デルアンナの粒たちの良いピアノプレイが、エンジニアのアメリオの手にかかるとこうなるんだと感心するアルバムに仕上がっております。
年末に仕事の疲れを癒したい方々に、手にとって頂きたい1枚です!


Layfey / Very Laufey Holiday: The Winter Wonderland Edition(7"/COLOUR VINYL)
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008949699
Layfey / Very Laufey Holiday: The Christmas Waltz Edition(7"/COLOUR VINYL) / 商品部 池田
https://diskunion.net/jazz/ct/detail/1008949697
グラミー賞も受賞しスター街道を駆けあがるシンガーソングライターのレイヴェイが、これまで配信のみでリリースしてきたホリデイ・ナンバーから4曲を初のフィジカル化、7インチ・シングルとしてリリース。それぞれ赤と緑のクリスマス・カラーにくるみ割り人形が描かれたジャケットは取り出すだけでもワクワクする1枚です。クリスマスは過ぎてしまいましたが、細かいことは気にせず寒い冬にピッタリの温もりある彼女の歌声に包まれてください。
BEETHOVEN BLUES / ベートーヴェン・ブルース(SHM-CD)
JON BATISTE (JONATHAN BATISTE) ジョン・バティステ (ジョナサン・バティステ)
クラシックの名曲をジャジーにドレスアップ!ベートーヴェン代表作のアレンジとバティステの新曲を収録
3,080円(税込)
ノルウェーのチューバ奏者、ダニエル・ハースケダールの2024年新作ソロ・プロジェクト・アルバム
3,630円(税込)
ブラッド・メルドー、マーク・ターナー、ピーター・バーンスタインによるM.T.Bが30年ぶりに再集結!
2,530円(税込)
NY在住のベーシストYuki Yamamura待望のデビュー作
2,860(税込)
50%OFF 1,430円 (税込)
JAN LUNDGREN & YAMANDU COSTA ヤン・ラングレン&ヤマンドゥ・コスタ
ヤン・ラングレンとブラジル出身の7 弦ガット・ギタリストのヤマンドゥ・コスタによるコラボアルバム
3,630円(税込)
Musjemeesje / ムシェメーシャ (紙ジャケットCD)
来日決定! 小さな農場を営みながら歌を紡ぐ「ファーマー・ソングライター」、キャットバグことポーリーン・ロンドーの待望となる3rdアルバムが登場!
2,970円(税込)
ビル・フリゼール×ジュリアン・ラージ×ギャン・ライリー!ウェールズの詩人ディラン・トーマスへのトリビュート作
3,300円(税込)
デビュー盤。これまで歌い継がれてきたジャズ・スタンダードをオリジナル・アレンジで聴かせる
2,530円(税込)
famous composers / フェイマス・コンポーザーズ(HYBRID SACD)
渋谷毅にしか弾けないピアノで記録された奇跡のようなふたつの作品集がSACD化!
3,520円(税込)
Jazz Club Montmartre - CPH 1988(2CD)
MICHEL PETRUCCIANI ミシェル・ペトルチアーニ
フランスの天才ピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニの1988年の未発表ライヴ音源が初出!
4,950円(税込)
Forces Of Nature: Live At Slugs'(2CD)
MCCOY TYNER / JOE HENDERSON マッコイ・タイナー / ジョー・ヘンダーソン
1966年NYのスラッグスというクラブで行った公演を実況録音した未発表発掘音源がリリース!
3,960円(税込)
日本旅行にインスパイアされた「Mount Fujiyama」も披露、1970年3月パリでの未発表トリオ音源がリリース!
5,500円(税込)
チューリッヒ、バーゼルを中心に活動するトランペッター、マルコ・フォン・オレリ率いるカルテットの2024年新作
2,860円(税込)
Cookin’ At the Queens: Live in Las Vegas (1984 & 1988)(2CD)
32歳という若さで亡くなった伝説のハード・ドライヴィング・ギタリスト、1984年と88年に残したライブ音源
6,050円(税込)
マルセイユを拠点に活動するベース奏者、ジョー・サンダースのサードアルバムとなる2024年新作
2,530円(税込)
three of us are from Houston and Reuben is not
ジェイソン・モラン、エリック・ハーランド参加カルテットによる故郷ヒューストンに捧げるブルーノート2作目
3,300円(税込)
Double Vision(Hybrid Multi-Channel SACD)
BOB JAMES & DAVID SANBORN ボブ・ジェームス&デヴィッド・サンボーン
1986年にリリースしたフュージョン名作が初のSACDマルチ・チャンネル仕様でリリース
4,070円(税込)
1972年にリリースした2枚組名作ライヴがボーナス・トラックを追加収録し豪華4枚組LPボックスで限定リリース!
18,150円(税込)
Very Laufey Holiday: The Winter Wonderland Edition(7"/COLOUR VINYL)
毎年恒例のホリデイ・シリーズ"A Very Laufey Holiday"が待望の7インチ・シングルで登場!
2,750円(税込)
Very Laufey Holiday: The Christmas Waltz Edition(7"/COLOUR VINYL)
毎年恒例のホリデイ・シリーズ"A Very Laufey Holiday"が待望の7インチ・シングルで登場!
3,850円(税込)
2026.01.30
2025.12.26
2025.11.28
2025.10.31
2025.09.30
2025.08.29
2025.07.31
2025.06.30
2025.05.30
2025.04.30