山本隆のJAZZ IN THE WORLD ★ 小橋敦子&セバスティアン・カプテイン / デュアルトーン

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  • 2013.03.26

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    2013/3/26
    先日、とあるオーディオ輸入代理店の特別試聴室にお邪魔してきた。せっかく訪問するので、何を持参したらいのか悩んだ。ふと、STUDIO11で少し聴いた「あの忘れられない音」の感動をもう一度味わいたくてこのCDを持参した。
    システムの総額が1,500万円くらい(もしかしたらそれ以上かも?)の超ハイグレードなシステム。そこで聴いたのは、研ぎ澄まされた音の世界だった。もう既に何度となく聴いていたCD。だけど音と音の間に流れる時間みたいなものが聴こえてきたのだ。アムステルダムのあの感動がよみがえったのだった。オーディオの代理店の方もすこぶる感心してらしたので、「イベントなどでお使いください」と差し上げてきた。
    デュオだからできるジャズのひとつの導き方のような気がする。オーディオファンの方にもオススメです。最近オランダのオーディオ雑誌にこの作品も論評され高評価を得たと聞く。(山本隆)



    2013/3/15
    アムステルダム在住のピアニスト、小橋敦子さんには既に3枚の作品すなわち、『アムステル・デライト』
    、『アムステル・モーメンツ』、『ターンアラウンド』がある。そのうちの2枚がベース奏者と二人っきりのデュオ作品で、井上陽介さん、フランツ・ヴァン・デル・フーヴェンさんとだった。井上さんはほぼ毎日日本のあるいは世界の何処かで演奏している超多忙極めるみなさんご存知の人。フランツは、超イケメンで、あのヨーロピアン・ジャズ・トリオの一員として知られている。で、そんな二人っきりに拘る小橋さんの新作は、ドラムスと二人っきりということになった。
    CDの中写真には3名が写っているので、「三人きり」じゃないのかと訝る人もいるかもしれない。でも左端の人は、エンジニアなんです。フランツ・デ・ロンドさん、ヒルヴァーサムの<スタジオ11>でイイ仕事に日々頑張っている人だ。実はこのCD実に音が素晴らしいんですよ。ボクもそのスタジオのモニターでこのCDを聴いてきたけど、良かったなぁ。小橋さんが「二人っきり」に拘る理由もわかるような気がした。そのドラマーは、セバスチャーン・キャプテインといって昔会ったことがある。2006年に森泰人さんのスカンジナヴィアン・コネクションでマイク・デル・フェローと来日演奏、その後も数回来ている。ある時、沖縄の女性と恋に落ち、そのまま結婚、今は沖縄在住という訳である。
    最近といっても昨年11月、マイク・ノックがやはりドラマーとのデュオ作品『Kindred』を発表したけど、この編成も悪くないのかなと思う。
    マイルスの「Blue In Green」で始まり、スティーブ・スワロー「Falling Grace」へ続く。スタンダードやエヴァンスの曲、オリジナル曲を経て最後の一歩手前では、師匠のスティーブ・キューンの名曲「Two By Two」を披露している。ヨーロッパで流れているような時間感覚に触れてみてください。アムステルダム的です。(山本隆)

    ※こちらの商品は御予約商品となります。4月下旬頃入荷予定

    1. Blue in Green 05:46
    2. Falling Grace 04:44
    3. Icebreaker No.1 03:15
    4. But Beautiful 05:06
    5. I Remember You 04:50
    6. Icebreaker No.2 04:10
    7. Very Early 05:28
    8. How Deep is the Ocean 05:02
    9. My Old Flame 04:47
    10. Pittoresk 04:19
    11. Two by Two 05:11
    12. A Nightingale Sang in Berkeley Square 04:08

    ATZKO KOHASHI & SEBASTIAAN KAPTEIN 小橋敦子&セバスティアン・カプテイン

    Dualtone / デュアルトーン

    TONIQ RECORDS / NED / CD / TR00112013 / JZ130315-05 / 4月下旬入荷予定 / 2,400円(税込)

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