シーンを動かし続けるSEEDA & DJ ISSOの"CONCRETE GREEN"の初期重要作"3"に収録された本格派方言ラップTr.4"D.N.I"をはじめ、'06年度版"ゲームボーイズ"的な Tr.6"COMPUTER FAMILIA"、居酒屋歌謡曲ラップTr.13"呑めし"等2006年発表当時一部業界内で話題を呼んだ、農家が一個の桃を丁寧に丁寧に育てるが如く大切に作り上げられたstillichimiyaのセカンドアルバムがめでたく再流通開始。日本語ラップMIX"PLACE 2 PLACE"と併せて大注目！
2004年10月12日、日本一の桃の里である山梨県東八代郡一宮町は、石和町、御坂町ら5つの近隣町村と合併し笛吹市となる。 stillichimiyaの活動はそのおよそ半年前に遡り、合併することに疑問を感じ「故郷一宮の2文字が消えて無くなるのではないか？」という懸念を抱いた9人の若者達によって起きる。幾度か合併反対のデモ行為を繰り返すも虚しく行政の力に屈し町は合併。そんな中"一宮魂"は忘れないというもとで行われた決起集会"MOMOFESTA"。そこでの配布用に制作されたのが1ST ALBUM"STILLICHIMIYA"であり、今のCREWの由来となった。1ST ALBUMの作品世界はLOCAL TOWN CLASSICでもある"一宮町合併反対音頭"を筆頭に、経営破綻で潰れた近所のスーパーに手向けた"サンマートを弔うガキ共の鎮魂歌"など一宮町という田舎町の現状が枠にとらわれない自由な表現のもとに描かれている。これが瞬く間に反響を呼び地元を愛する志に共感する新たな仲間たちが県内から一宮に集結。そして2006年7月に自主制作で2ND ALBUM"ONE PEACH"を作成。1995年に山梨県内で爆発的な人気を得た甲州弁RAP"だっちもねえこんいっちょし"(原田喜照氏作)をCOVERした"D.N.I"をはじめ、ファミコン世代のメンバーがGAME愛を全身全霊でぶつけた"Computer Familia"や、甲州名産のぶどう酒(ワイン)と農業と無尽(飲み会)をテーマにした"呑めし"など収録。1STで築いた地域性は色濃く残しつつ町内から県外やがては天竺をも見据える世界観を表現しstillichimiyaでしか作り得ない独創性に富んだALBUMになった。これが路上販売、 LIVE、口こみ、県内の音楽番組やラジオ出演などで噂を呼び、数ヶ月で500枚完売。また、STREET LEGENDと化した、SEEDA AND DJ ISSO の"CONCRETE GREEN.3"に２ND ALBUMから"D.N.I"が取り上げられ甲州弁が生む独特のFLOWが全国のHEADZに高い支持を得る。甲州弁全開のリリックを解読する歌詞カードも封入。しかもフルアルバムで税込1,500、ずんぶい！
