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JUZU a.k.a. MOOCHYの別名義“J.A.K.A.M.”の連続リリース、第四弾が登場!!
年明けに個人作品としては4年ぶりの12″シングル「Rise Again/Shadow Dance」、続く2月には「Pray/ Ixtlan」、3月には「New Day/ Warriors」がリリースされ好調なセールスを続けるJ.A.K.A.M.ですが、その勢いを失わず第四弾が4月11日にリリース!! 前作「New Day/ Warriors」では、東京月桃三味線が奏でる三味線をフィーチャーしたものでしたが、今回の作品「I WANT 2CU/ NIGHT SAIL」では両サイド共に“琴”を随所に散りばめた、前回と同様に日本の逞しさと美しさを称えつつも、見たことのない世界を繊細でDOPEな感覚で表した作品となっています。
SIDE Xの“I WANT 2CU”では、イントロから空間に細かく響き渡る鈴の音と繊細で美しい旋律の琴のメロディーが印象的な、和風エレクトロニカ・ディスコビーツ!それらの印象的なメロディの上に徐々にバウンシーな中東/アフリカのリズムと力強いキックがアクセントを効かせ、この上ない優しさを感じさせるのと同時に、うねるシンセベースやキラキラ光るスペイシーなウワモノがじわじわと迫り来る、壮大で終わりのない静寂さと内的宇宙を感じさせる、小箱から大箱、また天井のない大きな野外で聴きたい素晴らしい楽曲となっています。
また、この曲はジョン・コルトレーンの妻でもあるハープ/オルガン奏者のJAZZミュージシャン、アリス・コルトレーンのアルバム“Astral Meditations”に収録されている曲、“I want to see you”へのオマージュ作品でもあります。「Astral(星のような)瞑想」のもとで「あなたに会いたい」というシンプルかつ人間の根源的欲求を表したタイトルは、結婚の翌年にジョンを病気で失った彼女が失意の中、それでも音楽を続けることで“何か“と繋がりを持ち続けていったであろう、一人の音楽家であり人間の魂の喪失と再生の壮大なストーリーでもあると思われますが、このJ.A.K.A.M.の“I WANT 2CU”は、この宇宙の中の”何か“と繋がっていたいという、人が誰しも持っているであろうその根源的な想いに共鳴し、それを音で表した美しく優しいトラックです。MIXは前作“Warriors”に引き続き、MAW等で幅広く知られる”Little“ Louie Vegaの専属エンジニアであるNY在住日本人、YAS INOUEが担当しています。音の細やかな響きや粒までが見えてくるような流石の仕上がりとなっています!!
そしてSIDE Yの“NIGHT SAIL”は、こちらも琴の印象的で美しい旋律から始まる、流麗でインテリジェンスと肉体性を兼ね備えたダンスチューンとなっています。キューバのティンバレス、モロッコのカルカベの躍動感あるリズムに、J.A.K.A.M.自らがエジプトでレコーディングしてきた伝説のアラブ・ヴァイオリニスト、アヴドゥダーゲル先生(及川景子の師8?歳!)の深遠でいて艶っぽいメロディと、同じくエジプトの先住民ともいえるヌビア族との邂逅からナイル川付近でレコーディングを敢行してきたヌビア人のパーカッションなどが絡み合い、更に切なく胸を締め付けるコード感のシンセのウワモノ、トライバルでざらついた質感の4つ打ちのビートは、フロアをダンスへ誘う強力なオリジナリティ溢れる楽曲となっています。こちらはJUZU a.k.a. MOOCHY自身が入魂のMIXを担当。自身の夜のナイル川体験から多大なインスパオアを受けて作り上げたこのトラック、こちらも気合の入った素晴らしい仕上がりです。
四季の移り変わりのこの季節にピッタリな、和とそれ以外の世界との融合が華麗に繰り広げられる極上の2ダンストラック! 両面のアートワーク共々、今回もハイクオリティに聴覚はもちろんの事、視覚にも訴えかける事間違いなし!な作品となっています。聴いたことは無いのに懐かしいようなJ.A.K.A.M.のオリジナリティを探究する旅は、第四弾のこの作品でも確実に進化を遂げています。
J.A.K.A.M.の「COUNTERPOINT」シリーズも早くも第四弾となる。今回の「I WANT 2CU」と「NIGHT SAIL」でキーとなる楽器が、幼少時より伝統的な邦楽界で活動してきた江藤敏典の演奏による琴だ。大陸のさらにその先のルーツを感じさせる汎アジア的響きを持つ琴の音色に導かれ、「COUNTERPOINT」シリーズは新たな音の地平へと旅立つ。聞くところによると、江藤はJ.A.K.A.M.が90年代に主催していたパーティー「RHYTHM FREAKS」に足を運び、爆音で尺八が鳴るフロアのなかで邦楽家としての自身を肯定できたという。「NIGHT SAIL」では江藤の琴にエジプト人ヴァイオリン奏者、Abdo Dagherの音色が絡みつき、さらにディープな音の旅へと誘う。「RHYTHM FREAKS」が開催されていた渋谷のクラブ「MO」からシルクロードを通過し、エジプトへ。ローカルとグローバルがひとつに溶け合う「COUNTERPOINT」シリーズ第四弾である。 - 大石始(ライター/エディター) -
J.A.K.A.M.
東京出身。15歳からバンドとDJの活動を並行し て始め、スケートボードを通して知り合ったメンバーで結成されたバンドEvilPowersMeの 音源は、結成後すぐにアメリカのイラストレイターPusheadの レーベルからリリースされる。DJではその革新的でオリジナルな スタイルが一世を風靡し、瞬く間に国内外の巨大なフェスからアンダーグランドなパーティまで活動が展開される。 ソロの楽曲制作としても米Grand RoyalからのBuffalo Daughterのリミックスを皮切りに、Boredoms等のリミックスも含めメジャー、インディー問わず様々な レーベルからリリースされる。2003年にキューバで現地ミュー ジシャンとレコーディングツアーを敢行したのを皮切りに、その後世界各地で録音を重ね、民族音楽、電子音楽、そしてあら ゆるダンスミュージックを内包した作品群は、新たなWorld Musicの 指針として、自ら立ち上げたレーベルCrosspointから精 力的にリリースされている。
近年は音楽制作のみならず、映像作品、絵本や画集 のプロデュース、2012年には野外フェスOoneness Camp"縄文と再生”を企画するなど活動は多岐に渡るが、 2015年から始まった怒濤の9ヶ月連続ヴァイナルリリースは大きな話 題になり、その年末にはCD2枚組のソロ4作目のアルバムをリ リース、その影響でベルリン/イスラエルのレーベルMalka Tutiか ら新作がワールドワイドにリリースされる。その年には13組の若 手プロデューサー達によるリミックスアルバム「Counterpoint RMX」も発表、また30年来の友人であるDJ Tasakaとの共作アルバム「HIGHTIME Inc. Alchemist Now!」も発表。そ してNitro Microphone UndergroundのMacka-ChinとPart2StyleのMaLとのユニットZen Rydazとしての活動も2018年からス タート。
またJ.A.K.A.M.名義の新曲がフランスの 新レーベルからアナログリリースされるのもあり、今年春にはNuits Sonores Festivalでのライブを皮切りに久々のヨーロッパツアーが敢行されるなど、そ のオリジナルなヴィジョンがあらゆるジャンルをまたぎ、世界に広がっている。
http://www.nxs.jp
http://soundcloud.com/crosspoint
http://crosspointproception.bandcamp.com
http://twitter.com/Juzuakamoochy
https://www.facebook.com/pages/JAKAM
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COUNTERPOINT EP 4
680円(税込)
カートに商品が追加されました。
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