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今年はDJキャリア45周年を迎えるNYディスコ~ハウス・ミュージックのカリスマDJが、サルソウル作品集『Mr. K Salsoul』に続き、今回マイアミ・ソウル&ディスコの名門TK Recordsの音源をDJミックス&エディット!!
NYで70年代からDJとして活動、数々の名作DJエディットを世に送り出し現在でも第一線でDJとして活躍、日本でも人気の高いパーティーBody&SOUL、、NYのロングラン・パーティー718sessionsのレジデントも務めるダニー・クリヴィット。
TKには本家TKは勿論、傘下レーベルを含めると膨大なカタログが眠っており、特にDJからの視点で選ばれた作品集は今回が初となる。長年に渡ってディスコ&ブギーをプレイし続けるダニーにとって今回のカタログにチャレンジする事は大きな意義がある。定番からダニー秘蔵のエディット作品までを贅沢に使った注目のミックス作品!!
☆日本語解説:Nagi (Dazzle Drums)
TKレコードとは?:
フロリダ州、そしてマイアミというと、東海岸のトロピカルなリゾート歓楽地を思い浮かべがちだが、ソウル・ミュージックにおいて彼の地は、サザン・ソウルの系譜に連なる名所でもある。
とくに「T.K. RECORDS」は、多くのサブ・レーベルを抱えて特徴的なダンサブル・ソウルを量産し、マイアミ・ソウルという呼称を与えられるほどに一世を風靡する重要なムーヴメントともなった。その起爆装置となったのが、ヘンリー・ストーンという人物である。
その成功の軌跡は、ベティ・ライトの“Clean Up Woman”(71年 Alston/R&B2位)やティミー・トーマスの“Why Can't We Live Together”(73年 Glades/R&B1位)といった特大のヒットによって明確化するが、アフロ・キューバンやカリプソなどの素養もベースにしたマイアミらしいパーカッシヴなソウル/ファンクをキャッチーに展開し、ディスコ・ミュージックの隆盛に大きく荷担したという点はさらに重要だろう。
KCアンド・ザ・サンシャイン・バンドやジョージ・マクレーなど、ブーム初期に名を上げた彼らの成功は、いまもTKのトレードマーク。それでいて最初に触れたように、ラティモアやグウェン・マクレーなど、ディープなサザン・ソウルの創出にも余念の無かったことが“TK王国”の懐の深さであり、スケールの大きさでもあった。
それはやはり、クリエイティヴ面以上に、流通/配給のビジネスに長けた組織の素地があってこその音楽文化創出、だったからであろう。
DANNY KRIVIT / ダニー・クリヴィット