数字と文學

Daimon Orchestra

栃木足利のDaimonOrchestra三年半ぶりのアルバムリリース!

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レーベル
自主制作盤(インディーズ)
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
DST016
通販番号
1008751400
発売日
2023年11月01日
EAN
2299991321561
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商品詳細情報

栃木足利のDaimonOrchestra三年半ぶりのアルバムリリース!
久々のフィジカルリリースによる150枚限定7inchジャケットCD!!!





ベース交代後の初音源。クラシカルな導入から始まり、ロック、ラテン、ファンク、ラップ、オルタナ、エレクトロニカ、ジャズを軸に変拍子、プログレ的カタルシスを加えたDaimonらしい”面白い”を追求した作品!特典ステッカー付!





Daimonは2002年に結成されたスリーピースバンド。
DaimonOrchestraはそこから派生した2006年に結成された大所帯バンドである。


『音楽三大要素の遵守』『あらゆるジャンルへのアプローチ』『おもしろいことが前提』を標榜し、Okazimaを中心に結成された超インディー音楽集団。


いずれもライブには定評があり、Daimonでは殺伐とした緊張感とフリーキーな展開で見る者を釘付けにし、DaimonOrchestraでは和やかな雰囲気の中での緊張感あるアンサンブルやダンス、お祭り的な賑わいで見るものを楽しませている!!






水滴石穿ーーーとはまさに本作のための言葉なり。

Daimon Orchestraの新作が夏の終わりとともに届いた。その名も「数字と文學」。合いまみえぬ永遠のテーマと生命への浪漫を追い求めた音楽集団が、最高到達点をまたしても軽やかに飛び越えて来た。

先の読めぬ不穏な2023年、本作が誕生した意義はあまりに大きい。ここで鳴らされる主張・イズムはこの先長きに渡り、日本はもちろん全世界へ拡張し続けていくものだと確信している。これは歓喜と祝福の生命賛歌だ。





若いながらも歴史あり。3人体制で活動をスタートし、複数大門を経てDaimon Orchestraに。アイドル志望、スーパーギタリスト、コスプレダンサーや管楽器隊を幾人も擁してきた一大プロジェクトがこのDaimon Orchestraに集結している。

その歴史は、ある意味"液体描写"の連なりであったとも考えられる。


"胸から垂れ流れる母乳"「母乳」(大門)


したたる母乳から始まり、粘るバニラ、涙、だしが命の蕎麦汁、催涙雨、涙色、水遊び。過去作のあれもこれもすべてが周到に散りばめられた伏線であったことは言うまでもない。

「水滴」はその系譜の極みである。母乳が水滴までに還元される過程を我々はこの20年間目撃してきたということになるわけだ。これは"純化"だ。大門とはもはや現象であり、ある種の学問である。

そこで今作のタイトルをご覧いただきたい。「数字と文學」。





露骨なまでの性描写は年々崇高なアートへと昇華され、格物致知な領域に至っている。かくぶつちち。

(※ちち="乳"。活動初期からの見事な伏線回収である。思わず唸った。)

前置きが長くなったが、ここで本作の内容を見ていこう。


「不思議な音の奴隷」から28分に及ぶ組曲の幕開けだ。これはEARTHBEAT(地鳴り)か、ガイアの夜明けか、または胎動か。地鳴りのように迫り来る管楽器隊とドラムスの音圧が素晴らしい。

矢継ぎ早な展開で、冒頭3曲を一気に繋ぐ。無駄な展開など皆目見当たらない。贅肉を削ぎ落としきったシャープさがここにある。



全7曲で1つの楽曲である。すべての要素が適格に、必然性のもとに溶け合っているのだ。変拍子もノイズも絶唱もフルートも何もかもが、蒸留された水のように喉元をするりと通り抜けていく。愛と祝福のように。上質なワインのように。


特に推しておきたいのは、やはり6曲目に配置された「水滴」だ。プログレ的なコード展開とJ-Popとの奇跡の融合がスリリングな佳曲だ。コンポーザー・岡島氏の真骨頂はプログレッシブな展開の中にどうしてもこぼれ落ちてしまうセンチメンタリズムであると私は考える。過去作でいうと「キオク」然り。





母乳から水滴へ。Daimon Orchestraの音楽は溶け合い、混ざり合い、それらが上質に濾過され、discipline(鍛練)にdiscipline(鍛練)を重ねられる。想像を絶する鍛練の末、産み出された結晶が今作なのである。

"本当に素晴らしいものは解説を拒絶するーーー"、日本の某シンガーソングライターの歌にそんなフレーズがありましたっけ。身体と歌だけの関係でいるのも憚れる程、肉感的なのである。



Daimon Orchestraは決して難解なプログレ音楽の類いではない。裏も表も関係ない。変拍子に合わせて、軽く腰を揺らせてご覧なさい。ポリリズムの中心に、まだ見ぬ快楽が潜んでいることに歓喜の調べを見るであろう。変拍子に間違いなどはないのだ。あなたがどこに起点を見いだすかにより、快楽は無限に広がっていく。



見事な伏線回収につい目頭が熱くなり、涙ながら液体についてばかり講釈してしまつた。ここに至っても未だ通過点である。今後どう"discipline"していくのか、期待が膨らむ作品だ。

勉強嫌いのお子さんをお持ちの奥さん、家庭教師代わりに、一家に一枚必須なんですよ。さぁ、Unknown Pleasureの世界へ、いざ!


ソングリスト

  • a).不思議な音の奴隷
  • b).カベルネ・フラン
  • 2.左利きのテュール
  • 3.カルトリベンジャー
  • 4.キシロカイン
  • 5.ムジカント!ver2.06
  • 6.水滴
  • 7.淫らざるリープ