1,800円(税込)
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Dream Dolphin──1990年代半ばから2000年代前半に活動した謎多きアンビエント/トランスの伝説。
その再発見は、2010年代後半、代表作『Atmospheric Healing』(1996)の発掘から静かに始まりました。
ニューエイジ・リヴァイヴァル/モダン・ニューエイジ、そしてY2K再評価の波を経て、いまDDの作品群は"日本のアンビエント史の失われたピース"として再文脈化が進んでいます。
2020年、音楽ブログ〈FOND/SOUND〉が『Atmospheric Healing』を英文記事化。
さらに〈Music From Memory〉が『Heisei No Oto』(2021)や編集盤『Gaia』(2023)でDDの楽曲を紹介し、カルト的人気は一気に世界へ。
〈Dismiss Yourself〉による『A Great Mother And A Shadow』の再発見(2021のYouTubeアップロード)は、国内外を問わずZ世代にまで火をつけ、"アンビエント"と"トランス/レイヴ"が再び同じ場所で呼吸しはじめました。
──本書は、そのDream Dolphinを体系的に記録することを試みた"ファンブック"です。
当時の資料、音楽雑誌、中心人物NORIKO氏へのインタビュー、詳細なディスクガイド、関連作品の網羅的整理など、空前の情報量を一冊に集約しました。
● 完全匿名の立場からDream Dolphin周辺の資料/動向を徹底的に調査してきたドムドムさんによる徹底的な資料/活動履歴/雑誌掲載媒体の解説
● NORIKOさん(Dream Dolphin)インタビュー
● 2025年3月1日・東京青山ライブリハーサル写真集
● 木澤佐登志、わく、ときのふう、門脇綱生(猫街まろん)による寄稿エッセイ/批評記事
● 門脇綱生(Meditations/Sad Disco)によるDD全作品の詳細カタログ+周辺作品90点超の一覧
──これほどのDream Dolphin資料が一冊にまとまるのは、確かに"空前絶後"と言っていいと思います。
表紙イラストは、〈Maltine Records〉関連作品やNinajirachiのアートワーク、各地でのドローイング展などで注目を集めつつ、写真と3Dモデルを基に独自の光を描くイラストレーター・情緒さんによる書き下ろし。
わく
同人誌製作者。 2018年11月より2022年05月にかけて、「存在しなかった青春への祈り」というテーマで、感傷マゾ本という同人誌を製作した。 2018年11月『感傷マゾvol.01』 2019年05月『感傷マゾvol.02 最高の夏コンプレックス特集号』 2019年11月『感傷マゾvol.03 架空のノスタルジー特集号』 2020年05月『感傷マゾvol.04 VRと感傷特集号』 2020年11月『感傷マゾvol.05 終末と感傷特集号』 2021年05月『感傷マゾvol.06 少女という名の幽霊特集号』 2022年05月『感傷マゾvol.07 仮想感傷と未来特集号』 その他に、「VRにおける廃墟は、現実の廃墟をVR上で再現したものではなく、プラットフォームのアップデートに対応せずに発生したバグではないか」という発想から、「VR廃墟」をテーマとした『電脳荒廃 -StandAlone Ruins-』を2024年05月刊行。 VRやAIなどの技術の進歩と、それに伴うノスタルジーの在り様の変化に興味を持ち続け、同人誌を製作している。