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昭和を彩った日本映画のサウンドトラックの真の名盤を追及・紹介するプロジェクト・レーベル<富士キネマ>で、最もCD化の要望、そして反響の多かった作品のひとつが、1980年の角川映画のSF超大作『復活の日』。この作品の、音楽プロデュースを行ったのは、マイルス・デイビスの『ビッチェズ・ブリュー』などの "エレクトリック・マイルス"時代のプロデュースで有名なテオ・マセロ。彼が、この映画のために録音した音源は、サウンドトラック盤に収められた一枚だけではないことは、当時のファンならご存知。「あの盤も、CD化祈願」と寄せられていた、その"あの盤"2枚のCD化です!
『復活の日』のもうひとつのタイプの録音が、ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラの録音で統一した場合を想定したと思われる録音を収録した、サントラ・ファン的に言えばオーケストラの "リジェクト・スコア"。壮大かつ、シンプルに美しく、ダイナミックで真摯な世界が展開。SFといえば、オーケストラ・スコア、という映画音楽ファンには、こちらを味わっていただきたい。
TEO MACERO / テオ・マセロ