テクノイズ・マテリアリズム - 佐々木 敦著

佐々木敦

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レーベル
青土社
国(Country)
JPN
フォーマット
BOOK
規格番号
通販番号
XATB-1020183
発売日
2011年04月22日
EAN
9784791759309
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商品詳細情報

B6 227,16P

ポスト・テクノ・ミュージックの可能性の中心
テクノ/音響派/ノイズ/フリー・インプロヴィゼーション・・・・・・・・・
最先端の〈音楽/音響〉の核心に生まれつつある、驚くべきシステム的思考をクリアに析出する、注目の気鋭批評家の最新成果。

【目次】

「音楽」 の抹殺――序にかえて

I テクノイズ・マテリアリズム
これはもはやテクノではない?
ジェフ・ミルズ ~ 「テクノ」 という閉域
リッチー・ホウティン ~ 「テクノ」 という概念
スティーヴ・ライヒ ~ 「プレ・テクノ」 としてのミニマリズム
フィリップ・グラス ~ 「システム」の開示
ミニマル的 「転回」 あるいは 「テクノ」 の起源
「ミニマル」 vs 「テクノ」
電子音楽の起源
シュトックハウゼンの 「一つの音」
「マテリアル」 としての 「音」
「ミニマル・テクノ」 から 「テクノイズ」 へ
「テクノイズ」 の誕生

II 二一世紀のフリー・インプロヴィゼーション
ドラムンベース上のデレク・ベイリー
「演奏」 から 「音響」 へ ~ 大友良英をめぐって
「1」 でも 「3」 でもなく 「2」 であるとはどういうことか? ~ 高柳昌行/阿部薫 《解放的交感》 をめぐって
振動する 「意志」 と、明滅する 「自己」 ~ フィラメントをめぐって

III ケージ・ミニマリズム・音響派
「音響派」 は、なぜそう呼ばれるのか?
「ほとんど何も」 聴こえない?
「聴くこと」 から 「よく聴くこと」 へ
「聴くこと」 から 「よく聴くこと」 へ、その2
ディープ・リスニング・ミーツ・アーリー・ミニマリズム
「耳」 を掃除する ~ 『失聴』 をめぐって
ふたたび 「音響派」 は、なぜそう呼ばれるのか?

あとがき
引用参考文献一覧
参考ディスク一覧


[著者] 佐々木敦(ささき・あつし)
1964年生まれ。音楽/音響批評。HEADZ代表。雑誌FADER編集発行人、レーベル meme および Weather を主宰。慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)および武蔵野美術大学で非常勤講師を務める。エレクトロニカ/音響派/ポスト・ロックをはじめとする内外さまざまなミュージシャンのプロデュース、招聘および批評をてがける。主著 『映画的最前線』(水声社)、『ゴダール・レッスンあるいは最後から2番目の映画』(フィルムアート社)、『EX‐MUSIC』(河出書房新社)、『ポスト・テクノ(ロジー)ミュージック』(共著/大村書店)。近著として 『(H)EAR ポスト・サイレンスの諸相』(青土社)、『テクノ/ロジカル(仮)』(リットー・ミュージック)、『SOFT&HARD』(太田出版)など。