昨年ソロとして31年ぶりのソロ・オリジナルアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』をリリースし、高い作品性が各メディアで大きな話題となり、現在に至るまでロングヒットを記録している。その渾身のアルバムを携えて、今年3月6日(月)と7日(火)にワンマンライブが2日間開催された。会場キャパシティの10倍以上の応募が殺到し、チケットは即日完売。会場で観ることが出来なかった多くのファンの要望に応える形で2日目は急遽ライブビューイングも行われるなど、開催前から大きく注目を集めていた。舞台は幽玄の地"鎌倉"。ソロミュージシャンとして、そしてサザンオールスターズとしても「鎌倉」にまつわる楽曲を数多く届けてきた原 由子にとって、縁深くゆかりある場所。そんな特別な地で13年ぶりに行われたソロライブは、まさに"スペシャルライブ"と謳うにふさわしく、44年の音楽人生を経て実ったミュージシャン原 由子の豊穣の歌声が会場を包み込み、割れんばかりの歓声と拍手が轟いた。
本作はスペシャルライブの模様を完全収録!ライブタイトルにもなったアルバム『婦人の肖像 (Portrait of a Lady)』の全楽曲に加えて、ソロの代表曲である「花咲く旅路」、「京都物語」はもちろん、「恋は、ご多忙申し上げます」、「あじさいのうた」などソロデビュー初期の曲、「ハートせつなく」「じんじん」などの人気ナンバー、さらにはサザンオールスターズ名義のリードボーカル曲「鎌倉物語」「私はピアノ」など、数々の楽曲を披露した模様が収められている。さらにアンコールの最後にはサプライズで桑田佳祐も登場!「いつでも夢を」をデュエットで披露している。デビュー当時から変わらない唯一無二の声質でうたわれる歌は瑞々しく、かつ44年の音楽キャリアを経て増した円熟味は、まさに今だからこそ出せる味わいだと言って間違いない。また、キーボードのみならず、アコースティックギター、ハンドマイクで演奏している模様は、既存の原 由子像をアップデートする新鮮さに溢れている。これまでの原 由子の音楽人生を、"鎌倉"という所縁の地で辿っていくような、全音楽ファン必携の映像作品!
--収録内容--
鎌倉物語 涙の天使に微笑みを 少女時代 千の扉~Thousand Doors オモタイキズナ 花咲く旅路 旅情 京都物語 恋は、ご多忙申し上げます ぐでたま行進曲 夜の訪問者 ヤバいね愛てえ奴は Good Times~あの空は何を語る あじさいのうた 鎌倉 On The Beach ハートせつなく スローハンドに抱かれて (Oh Love!!) じんじん いちょう並木のセレナーデ 私はピアノ 初恋のメロディ いつでも夢を with 桑田佳祐