80年代からOnnaバンドのリーダーを務め、素晴らしい漫画家でもある宮西計三の最新CD!

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2025.09.19

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80年代からOnnaバンドのリーダーを務め、素晴らしい漫画家でもある宮西計三の新作CD。1983年のファーストEP以降、Onnaのディスコグラフィーは実に乏しく、2007年にP.S.FからリリースされたCDを含め、わずか数枚しかCDをリリースしていません。

宮西計三の歌声は実に独特で、ゆっくりとしたストーナーリフとダークフォークが特徴的です。仲間には、ルイス稲毛(魔術の庭)、皇帝ペンギンパラダイス(Onna)、南部輝久(Aural Fit)、忘八門土(Aural Fit)、ジョージ・ムラカミなど、錚々たるミュージシャンが名を連ねています。彼らは長年Onnaバンドに在籍し、数え切れないほどのプロジェクトに関わっています。

 

音楽ファンにとってはザ・スターリンが1981年に発表したアルバム『trash』のジャケットイラストを手掛けたことでも有名です。


-レーベルからの公式コメント-


2024年10月、宮西計三は医師から余命宣告を受けました。
この知らせを受け、彼と共に歩んできた私たちミュージシャンの胸に強く湧き上がったのは


――「どうにかして、この人の音楽を記録として残したい」という思いでした。


当初は、入院ベッドで唸り声を収めるような、か細く頼りない作品になるだろうと覚悟していました。
スリーブに使った写真も、まさにその時期のもので、大手術後に退院した直後の彼を撮影したものです。
本人も気に入って「遺影に使う」と冗談を言っていましたが、実際にはまだか細く、いまにも消えてしまいそうな姿で、私が懸念していた“か弱い作品”の現実味を象徴しています。


ところが制作を進めるうちに、宮西計三は不思議と元気を取り戻し、余命宣告の期限もとうに過ぎてしまいました。


その結果として生まれたのは、弱さではなく、ユーモアと狂気と祈りと絶望が交錯する、彼にしか作り得ない濃密な音世界です。
死を見据えながらもなお鳴り響く声と音、そしてそれを支える仲間たちの演奏――それは「遺作」ではなく、むしろ生きる力を証明する最後の記録です。


価格は一般的なCDより高めに設定されていますが、その分、この作品からの収益はできる限り宮西計三本人に還元される形を取っています。


どうか、一人でも多くの方に耳を傾けていただければ幸いです。

Keizo Miyanishi & The HeavyFriends / 宮西計三 & THE HEAVY FRIENDS / 異端教祖

異端教祖

Keizo Miyanishi & The HeavyFriends 宮西計三 & THE HEAVY FRIENDS

80年代からOnnaバンドのリーダーを務め、素晴らしい漫画家でもある宮西計三の新作CD!

SARAMANDRA SARAMANDARE / JPN / CD / ANKMCD01 / 1009108590 / 2025年09月24日

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