2011.11.18
「ガセネタ」! 「タコ」! ロック、フリージャズ、現代音楽、シャンソンを巡り、
1970年代からゼロ年代までのマイナー音楽に、影から光を当て続けた「大里俊晴」、
名著『ガセネタの荒野』を音で表したかのようなその音楽的側面を初めて編んだBOXセット、
美しいまでに役立たずの過剰な記録を5CD+1DVDに凝縮。
完売しました『ガセネタBOX』に続く驚異のシリーズ!!
大里俊晴(1958-2009)
「ガセネタ」(1977-79)を経て「タコ」(1980~)に加わり、また吉祥寺マイナーを中心にセッションやソロ活動を重ねる(「剰余価値解体工場」「愛欲人民十時劇場」など)。パリ留学(1987~93)より帰国後は大学、評論、ラジオを舞台に、フリージャズ、マイナー音楽の紹介を積極的に行う。97年横浜国立大学教授時代は、トークとセッションによるユニークな授業を継続し話題となった(ゲスト:大友良英、吉増剛造、ジャン=フランソワ・ポーヴロス、中原昌也、ジム・オルーク、藤井郷子&田村夏樹、などなど)。2005年、同郷の間章に関するドキュメンタリー映画「AA」(青山真治監督)に、インタビュアーとして参加。2008年6月癌告知、その直後、故郷新潟で「間章に捧げる即興演奏」。これが最後のソロ演奏となり、翌年11月17日死去。
[各DISC概要]
CD1: 吉祥寺マイナー時代 (1970年代後半) 共演:工藤冬里、ほか
CD2: マイナー~タコ時代 (1980年代)
CD3: タコ時代(1980年代)
CD4: 渡仏~帰国後(1990年代)共演:テニスコーツ、ほか
CD5: 横浜国立大学内でのセッション(2000年代) 大友良英、藤井郷子×田村夏樹、ほか
DVD: 「間章に捧げる即興演奏」(2008.6.新潟) ほか
【特別付録】1978~1980吉祥寺マイナー界隈ファミリーツリー
共演:浜野純(ガセネタ)、村田龍美(ガセネタ)、山崎春美(ガセネタ、タコ)、白石民夫、AYUO、高橋文子、工藤冬里、河原淳一、geso 、竹田賢一、佐藤隆史、鈴木健雄、後飯塚僚、小堺文雄、大里真宏、水木康文、園田佐登志、テニスコーツ(さや、植野隆司)、大友良英、中原昌也、高橋悠治、吉増剛造、ジム・オルーク、田村夏樹、藤井郷子、長門洋平、ほか。
◎先着特典付き◎
1981年11月自主刊行(編集:大里俊晴ほか)された
「10分間の孤独-10 MINUTES SOLO IMPROVISATION FESTIVAL-その後」
の復刻レプリカ(完全版ではありません)を先着で差し上げます。
※特典数量に限りがありますので、無くなり次第終了となります。
著書
『ガセネタの荒野』(洋泉社1992、月曜社2011)
『マイナー音楽のために』(月曜社2010)
関連書籍
『役立たずの彼方にー大里俊晴に捧ぐ』(Office Osato2010)
2023.10.11
2025.02.19
2025.02.19
2025.02.10
2025.02.07
2025.02.06
2025.02.06
2025.02.05
2025.02.05
2025.02.05