★★★中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン) ディスクユニオン・オリジナル・インタビュー★★★

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  • 2013.07.10

    2013.07.10



     

    中川敬


    ディスクユニオン・オリジナル・インタビュー

     

    2011年リリース『キセキの渚』から中川敬ソロ2ndアルバム『銀河のほとり、路上の花』を挟み、
    ソウル・フラワー・ユニオンとしては1年半ぶりとなる新作ミニ・アルバムをリリース!
    毎回好評を頂いているオリジナル・インタビューをどうぞ!

     

    インタビュアー
    森崎(diskunion営業部)
     南(diskunionお茶の水駅前店)





    ―前作のミニ・アルバム『キセキの渚』から1年半ぶりの新曲を含むミニ・アルバムということですが、リリース時期はあらかじめ決められていたのですか?

    中川:去年は、ソロ・アルバム『銀河のほとり、路上の花』の制作に加えて、メンバーも結構忙しいということもあって、なかなかレコーディングに入れなかったんよね。『銀河のほとり~』のリリース後、年始から今作に取りかかり始めてる。
     

    ―今回の作品からソウル・フラワー・ユニオンを聴く人もたくさんいるかと思いますが、今回のタイトル曲である『踊れ!踊らされる前に』が出来たきっかけがあれば教えてください。

    中川:俺が曲を書く時は、いつも自分の中から何が湧き出てくるのか、自分でも楽しみながら、自然に任せてるようなところがある。今回も結構、無のところから始まったよ。メロディとリズムの方向性みたいなものが先に固まって、で、そこから喚起される言葉を紡ぐ、っていうか。で、当然、3・11以降の諸々の事象って言うのは常に頭の中に抜き難くあって…。
     

    ―はい。

    中川:ちょうどこの曲の歌詞の仕上げを書いてる時期が、新大久保の排外主義デモに対する大掛かりなカウンターが始まった頃で。カウンター行動には、俺の仲間や、ソウル・フラワーのファンも多く参加してるから、大阪にいる俺のところにも日々新たな情報が入って来る。俺にとって、心から誇るべき人たちやね。もちろん、反原発、反レイシズムの、鮮烈な思いの新しいうねりを音楽に刻印しておきたいっていうのもある。エールも含めた形で。それぞれが、イデオロギーやヘゲモニーを越えた、人道と尊厳の問題として、てんでバラバラに、官邸前であったり、関電本店前であったり、各地のデモであったり、新大久保や鶴橋の排外デモのカウンターであったり、自決で街頭に集うっていう、ほんと心強い、新しい潮流。まあ、日々ひどいニュースばっかり見せつけられるからね(苦笑)。
     

    ―そうですね。

    中川:唄わされる前に、唄え。歩かされる前に、歩け。踊らされる前に、踊れ。そんな言葉がストンと胸に落ちて来た。もはや街頭行動が日常の延長線上にあるように、俺の音楽もやっぱり日常の延長線上にある。なんか、自然と書かされた感じやね。
     

    ―初めてこの曲のタイトルを聞いた時は風営法に基づくクラブ等への取り締まりにも絡めているのかな?と思ったのですが。

    中川:もちろん重なる。唄や踊りまで持って行かれるわけにいかない。「唄や踊りは法の外さ~」(『外交不能症』)って、ニューエスト・モデルっていうバンドも歌ってた(笑)。それは極めて個人的なものであって、生きる尊厳にも関わる。



    インタビューPart2はこちら

     


    関連商品

    ソウル・フラワー・ユニオン 『踊れ!踊らされる前に』
    BM tunes / CD / XBCD1039 / 2013年06月26日 / 2,000円(税込)






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