2024.12.01
JPOP インディーズ・自主制作 2024年11月 おすすめ作品紹介!
今月もやってまいりました、おすすめ作品紹介です。回を重ねるごとに色濃くより重厚感の増す内容に、編集スタッフもドキドキしております。さて、季節は秋を通り越して冬の催し。巷ではすっかりクリスマスや年末に向けての準備が始まっています。そんな忙しない日常を豊かに快適に彩る、至極の作品群。オルタナティブにシューゲイザーにメロウにロックに奏でる、最高の一枚。紹介した14に及ぶアーティストを深掘りしていけば、もう年末休みは目の前です。一年の疲れを音楽による癒しで、そして暖房以上の安らぎで心温まるのはいかがでしょうか。
◇11月上旬
・velocityquarters/sugarfree
・Gokigenyo /Kai
・V.A/シューティング スター
・along the beach/Distant Scenery
・The Mega Nuts Busters/PLATINUM ROCKET“黒””白”盤
◇11月中旬
・御茶海マミloves佐久間学/太宰ちゃんlovesヒゲと味噌汁/FOOLS MEMORY/恋愛大祓
・DONUT/DONUT 18
・NAOLUNA/Spectrum
・bergamots/INCENSE TAPE(CASSETTE)
・fuzzy stereo/a wandering ghost EP
◇11月下旬
・Kaori Shida/食べたものでできているTシャツ(M/Lサイズ)
・Big sloth/neighborhood
・The Moment of Nightfall and Tony Jay/Winter Dream(10インチ)
・dip/krauteater(10インチ)
◇11月上旬
11月6日発売 velocityquarters/sugarfree
90'S後期~00'S初期の影響を受けリリースされたvelocityquarters1st EPのsugar free。
2012年4月結成の3ピースバンド。長野市のneonhallでライヴ活動中。オルタナ、マスロック、ポストハードコアに影響された音楽性。2019年に3曲入りのEPsugaer freeを発売。現在は次回リリースのシングルをレコーディング中。内向的なメロディー、硬質なアンサンブルとダンサブルでありつつも屈折したリズム、しかしあくまでもPOPに聴かせる術を持っているのは経験とセンスの賜物と言える。長野の至宝3ピース。 MATH ROCKとは?という問いに最大公約数で答えてくれる 3曲入り。
都内を中心に活動する男女4人組バンド「Gokigenyo」が1stアルバムをリリース!
都内を中心に活動する男女4人組バンド「Gokigenyo」が1stアルバムをCDでリリースする。本作は2024年6月に配信リリースされた音源にリマスタリングを施したもの。土の匂いのするチャンキーなバンドアンサンブル際立つ『日和見』、シングルカットされたムーディーな白昼のサイケ『夢の中』、ブルージーな進行からギターに支配されるような壮大な展開を見せるクロージング『眩暈』など、陽光の中を漂うようなサイケデリアを感じさせる全8曲を収録。
スーパーバイザーに吉田豪、アートワークは原田ちあきによる描き下ろし。
fishbowl、RAY、絵恋ちゃん、DJ後藤まりこ、3776、サリー久保田グループ feat 平山みき、°C-want you!、あがた森魚×ルアン、ロマンポルシェ。他、総勢29アーティストがハロー!プロジェクトの楽曲をカヴァーしたトリビュートアルバムが遂にリリース!!
11月16日発売 along the beach/Distant Scenery
ノスタルジック溢れる日本語詩とエモやポストロック
”Distant Scenery”と題した通り、「遠い世界、夢の景色」がテーマの4曲、ノスタルジック溢れる日本語詩とエモやポストロック、bloodthirsty butchersやNumber Girl、LOSTAGE、ART-SCHOOL等のジャパニーズオルタナに影響を受け、独自の解釈で混ぜ合わせたようなサウンド、田んぼのあぜ道や誰もいないススキの生い茂る野原といった風景を描写するようなアルペジオワーク、どこか現実感が無い特徴的な楽曲が並んでいる。朝方の快速特急の中で、夕焼けの帰り道の途中で、誰もいなくなった秋の海辺で、いつもより音量を上げて一人聴いて欲しい。
11月16日発売 The Mega Nuts Busters/PLATINUM ROCKET“黒””白”盤
別府に突如現れた国籍不明バンドによる衝撃デビューシングル!
2024年に結成されたばかりのThe Mega Nuts Bustersが、大分別府からデビューシングルをリリース!一度聴いたら頭から離れない、初期衝動を日英両言語で叫ぶボーカル、ポップパンク/パワーポップかと思いきやオルタナ/インディーにも変化していく目まぐるしい曲展開、複雑なのにどこかキャッチーなコードワークなど、4人のエネルギーと強烈な個性をグッと詰め込んだ爆発ロックチューン!あらまきせいや(THE HOLDENS)もコーラスアドバイザーとして参加した本作、CDはカップリングにライブ音源を収録した“黒”盤と、デモ音源が収録された“白”盤の2種類展開!
◇11月中旬
11月18日発売 御茶海マミloves佐久間学/太宰ちゃんlovesヒゲと味噌汁/FOOLS MEMORY/恋愛大祓
「なんちゃらアイドル」の御茶海マミと「S.B.Q.アイドル部」の太宰ちゃんの4曲入りスプリット短冊CD
「なんちゃらアイドル」の御茶海マミと「S.B.Q.アイドル部」の太宰ちゃんの4曲入りスプリット短冊CDがHELLO FROM THE GUTTERよりリリース!御茶海マミは佐久間学のカヴァー「FOOLS MEMORY」他2曲収録、太宰ちゃんはヒゲと味噌汁のカヴァー「恋愛大祓」他2曲収録。
浅井健一「OVER HEAD POP」/加藤ひさし&古市コータロー「池袋交差点24時」特集号
ベンジーこと浅井健一がニューアルバム『OVER HEAD POP』をリリース。近況&アルバムインタビューに加え、アルバム収録曲のリリックに登場する10個のワードから連想される言葉で綴った「Interview about 10 Words」の2本立てインタビューを掲載。浅井健一と愛車・サリンジャーを写真家・岩佐篤樹が撮影した「BENZIE and SALINGER」など、33ページにわって『OVER HEAD POP』に迫る特集をお届け。
色々な葛藤がありながら、前向きに心と向き合った作品。
感情や全ての物事は、それぞれの視点によって見え方が違います。色が角度によって変わるように、この作品は音楽の多面的なニュアンスを表現し「Spectrum」というタイトルにしました。今年はものすごく色々なことがあり心の状態がとても大変な時期だったので、自分がどうにか前に進んでいけるような音楽を作ることに重点を置きました。なので、いつもとは違い今回のアルバムは全体を通してアップテンポになっています。色々な葛藤がありながら、前向きに心と向き合った作品になっています。
11月20日発売 bergamots/INCENSE TAPE(CASSETTE)
お香を焚くときのような気分で楽しむ「INCENSE TAPE」
お香を焚くときのような気分で楽しむ「INCENSE TAPE」bergamotsのIndie POP、Chill POP、Ambient曲を中心に生活の背景として馴染むような曲を収録しました。
11月20日発売 fuzzy stereo/a wandering ghost EP
シューゲイザーやグランジ、ポストロックを消化したサウンドを鳴らすfuzzy stereoの新作EP
得体の知れない何かが交差点で彷徨ってるシューゲイザーやグランジ、ポストロックを消化したサウンドを鳴らすfuzzy stereoの新作EPぶっといベースリフとダンサブルにリズムを刻むドラムの上でエフェクトの効いたギターが自在にアルペジオやカッティングで彩る表題曲。8分間ほぼワンコードで淡々と進行するも、静↔︎動を行き来し、時折りノイズが爆裂するので、長さを感じない。
◇11月下旬
11月27日発売 Kaori Shida/食べたものでできているTシャツ(M/Lサイズ)
人は食べたものでできている。聴いてきた音楽もきっとそう。
全ての音楽好きの人のために。人は食べたものでできている。聴いてきた音楽もきっとそう。元々カラーで描いたイラストをモノクロにアレンジ。ボディーカラーは若干黄味がかったバニラホワイトで肌馴染みが良いです。
11月28日発売 Big sloth/neighborhood
2019年以降から2024年現在までの世の中の移ろいがテーマ。
1st.Ep「slow travel」から半年後に発表される今作は、前作同様でUS/UKインディー、フォークなどから影響を受け、情感豊かなサウンドと日本語詞で描かれている。レコーディングからマスタリング、アートワークに至るまで、メンバー自らが制作。2019年以降から2024年現在までの世の中の移ろいがテーマとなっており、コロナ禍を通じて生活のなかの普遍的な美しさや人々の関わりや親しさに主軸をおいた作品となっている。
11月29日発売 The Moment of Nightfall and Tony Jay/Winter Dream(10インチ)
The Moment of Nightfall and Tony Jay 6曲入りアルバムがアナログ10インチとカセットで発売決定!
The Velvet UndergroundからYo La Tengo、Young Mable Giants、Spacemen 3、The Pastels、Galaxie 500を経由して受け継がれてきたパーソナルな揺らぎのような音楽が2024年の東京で完成。2000年以降あまり耳にすることがなかった淡いサイケデリック・サウンドが世界各地で地下水脈となり少しづつ交わり始めた。90年代から途切れることなくつながってきた日本のインディー・シーンの最深部と独自のスタンスを持ったサンフランシスコのインディー・シーンの邂逅が生んだ美しい夢のようなサウンドが完成。
11月29日発売 dip/krauteater(10インチ)
SUGIURUMNによるダンス・リミックスがついにリリース!
サイケデリック・ロック、クラウト・ロックを現代的にアップデートしたサウンドにポスト・パンク、ニューウェーブのようなエッジの立った音像のハイブリット!すでにフジロックをはじめ全国のクラブでプレイされてるSUGIURUMNによる未発表のダンス・リミックス、ブレイクスを基調としたアッパーなビートはジャンルを飛び越えたクロスオーバー・サウンド。
The Moment of Nightfall and Tony Jay
The Moment of Nightfall and Tony Jay 6曲入りアルバムがアナログ10インチとカセットで発売決定!
3,300円(税込)
2025.02.13
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