7/20発売 二階堂和美の名盤「たねI」(2001)、アナログ盤再発!!

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  • 2016.07.14

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    二階堂和美の名盤「たねI」(2001)
    約10周年記念アナログ・エディション


    2001年11月に発売されロングセラーの名盤、佳曲揃いの2ndアルバム(塚本優香プロデュース)に、2曲のボーナストラックを附しアナログ化。リマスタリングは中村宗一郎。

    ■収録曲
    Side A
    1.いくつもの花
    2.たねI
    3.夕方
    4.5×9=45

    Side-B
    1.ショッピンブル
    2.laugh point
    3.ユートンズ・テーマ
    4.夕方(ホニャ語ver.)
    5.ショッピンブル(ホニャ語ver.)



    天使に出会ったようだった。
    二階堂和美を初めて見たのは、昨年5月、吉祥寺にある小さなライブ・ハウスでのことだった。ステージにあがってきた彼女は、体を丸めるように椅子に座り、半笑いを浮かべながら、おもむろに歌い始めたのだ。そして、そこから聞こえてきた歌は……そう、天使の声のようだった。
    一般的な天使のイメージがどういうものかなんて知らない。興味がない。けれど、顔をクシャクシャにしながら、時折うすら笑いでシャクりあげながら、猫背気味にマイクに向かって声を発する二階堂和美の姿は紛れもなく天使そのものだった。その歌声は、聴く人を幸せにするエンジェリン・ヴォイスだった。だって彼女の歌を聴いたその日1日、私はすごうくハッピーだったんだもの。その日から今日まで私はハッピーだったんだもの。
    あれから1年半、久々に再会した二階堂和美はやっぱり天使だった。ふわふわと空を自由に飛び回り、ゆらゆらと雲の合間をたなびく気ままなエンジェル。いや、最初は少し驚いたのだ。デヴィッド・グラブスの来日公演の会場で“あれからCD作ったんです”と言って手渡してくれたもの――それがこの『たねI』だったのだけど、そこにはたった1年ちょっとで驚くほど成長した彼女がいた。しっかりと自分の足元を見つめ、そして次に天を見上げて飛び立とうとする凛とした彼女がいた。けれど、その顔は、やっぱりあのクシャクシャの笑顔でいっぱいだった。ヘラヘラとうすら笑いを浮かべていたのだ。そして、私はやっぱりハッピーになった。
    あの日、あの時、誰かが彼女の歌声を聴いてこんなことを言ってたっけ。“ブルーズだ!”。そう、ブルーズとは天使の歌声そのものだ。そして、天使の歌声とはブルーズそのものでもある。ヴィム・ヴェンダースの『ベルリン天使の詩』は私たちにそうおしえてくれたじゃないか。『ダンサー・イン・ザ・ダーク』のビョークもそうだった。そして今、二階堂和美は歌う、歌う、歌う。笑う、笑う、笑う。
    そう、天使はここにいる。
     
     2001年9月




     

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