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美しく生命力に溢れ、心を鎮める静寂に包まれた音像風景を産み出す素晴らしいアーティスト達……カルロス・アギーレをはじめ、"純粋なまでに美しい情景"というコンセプトのもと世界の音楽を紹介するbar buenos airesレーベル第6弾。
bar buenos airesレーベルからのアーティスト・アルバムの記念すべき第1弾としてリリースされた『bate rebate 〜 ピアノとギターの響き』に続く、ホベルト(ギター)とエドゥアルド(ピアノ)のタウフィッキ兄弟によるデュオ・アルバム。さらなる飛躍を遂げたオリジナル楽曲のクオリティと圧巻の演奏能力を背景に、絶妙の呼吸で音を重ね合うインタープレイに息を飲み、楽器そのものの響きやナチュラルな質感がやさしく耳に残る、慈愛に満ちた作品。
ホベルト(ギター)とエドゥアルド(ピアノ)、ブラジル出身で南米〜ヨーロッパで活躍するタウフィッキ兄弟による、屈指の実力を誇るインスト・デュオがこのデュオ・タウフィッキ。bar buenos airesクラシックであるキケ・シネシ&カルロス・アギーレの「Danza sin fin」「Seras verdad?」に象徴される、ピアノとギターのデュオだけが持ちうる魅力の全てを併せ持つ稀代のデュオです。ホベルト/エドゥアルドのペンによる楽曲を中心に、ボサノヴァの古典「シェガ・ヂ・サウダージ」やエドゥ・ロボの「ウッパ・ネギーニョ」などの斬新な解釈と躍動感溢れるカヴァーまで13曲を収録。ブラジル音楽、ジャズ、クラシックなどが融け合った表情豊かなアレンジ、息をのむスリリングなインタープレイ、静謐で澄み切ったピアニズム……。
ただひたすら美しい音色と魔法のような響きを求め、お互いの呼吸を感じ音を重ね合わせる、もはや他の追随を許さないほどにデュオとしての純度を獲得したアンサンブルは聴きごたえ充分です。
「僕の経験上、やはりピアノとギターのデュオは難しいのだ。しかしデュオ・タウフィッキは、ブラジルのピアノ+ギターデュオの先人たちの音楽を引き継いでるだけでなく、スリリングなインタープレイで繊細でナイーブな響きを聴かせてくれる。『TODAS AS CORES』は名盤だ。」(伊藤ゴロー:日本盤序文)
解説:稲葉昌太(Inpartmaint Inc)
(インフォメーションより)
DUO TAUFIC / デュオ・タウフィッキ