話題を呼んだマックス・ローチのカバー・シングル「All Africa」から引き続き、ドラマーのモーゼス・ボイドをプロデューサーに迎え、テナー・サックスのビンカー・ゴールディング、ピアノのピーター・エドワーズ、ギターのシャーリー・テテー、トロンボーンのナサニエル・クロス、そしてクラリネットのシャバカ・ハッチングスといった現代UKジャズのキープレイヤーが勢ぞろいした本作はザラ本人のブリティッシュ・ジャマイカンとしての音楽の可能性を探りつつ、現代ロンドンのミュージック・シーンとの融合も試みた意欲作。ノーラ・ディーンの「Peace Begins Within」のカバーでは、ソウルフルなレゲエ・クラシックにシンコペートなグルーヴの息吹を吹き込み、コンゴスの「Fisherman」のカバーは美しく落ち着いた味わいで、痛切でリリカルな中身を引き出している。一方で、ザラの新たなオリジナル作品である「Fussin’ and Fightin」や「Freedom Chain」などでは、深く反響するベースサウンドを安定感のあるルーツのリズムに落とし込み、まさにジャズ、ソウル、ダブが三位一体となったサウンドへと昇華された。近年目を見張るUKブラック・ジャズ・シーンから、また一つのマスターピースが届けられた。 (メーカー・インフォメーションより)
■Lead Vocals Zara McFarlane Backing Vocals Zara McFarlane Drums Moses Boyd Double Bass/Electric Bass Max Luthert Double Bass Neil Charles Grand Piano /Clavinet / Rhodes/ Organ / Melodica Peter Edwards Electric Guitar Shirley Tetteh Acoustic Guitar Shane Beales Tenor Sax Binker Golding Trombone Nathaniel Cross Violin & Viola: Ruth Elder Cello Carola Krebs Percussion Pete Eckford Djembe Moses Boyd Clarinet / Bass Clarinet Shabaka Hutchings Claps Peter Edwards, Moses Boyd, Shirley Tetteh, David Wehinm, Max Luthert, Zara McFarlane Voices: Pete Edwards, Moses Boyd, Shirley Tetteh, David Wehinm, Max Luthert, Zara McFarlane
