商品詳細情報

※LP / 全世界500枚限定
70年~76年の間にリリースされたフランスのプロテスト・ジャズを集めたコンピレーション「Mobilisation Générale」(2013年リリース)に1曲のみ参加し、それ以外はオリジナル盤でのみ聴くことが許された知られざるグループCOLLECTIF LE TEMPS DES CERISESが1975年にリリースしたフレンチ・フリー裏名盤が待望の初リイシュー!!

フレンチ・フリー界最重要ピアニストFrançois Tusquesも参加した1974年の1stアルバム「Dansons Avec Les Travailleurs Immigrés」と1975年にリリースした本盤のみの短命に終わってしまった知られざるグループCOLLECTIF LE TEMPS DES CERISES。

特筆すべきミュージシャンはドラムChristian Ville(Workshop De Lyonの前身バンドFree Jazz Workshopのメンバーとしてシャンソン界の巨人Colette Magnyとの共作「Transit」や未だリイシューすらされない孤高のグループMarvelous Bandのメンバー)、後に今なお活動を続ける伝説のピアニストFrançois Tusquesと共に名作を録音するCarlos Andreou、1stアルバムにも参加するGuy Oulchen、Gérard Tamestit、そしてフォークシンガーKirjuhelが参加していたりと、他のフィールドのミュージシャンや本作が唯一作となるミュージシャン、その後のフレンチ・フリー界を牽引するミュージシャンまでゴッタ煮となったいかにもフランスらしい編成。

そして面白いことに本作はStudio Palmにて録音されています。
「Palmとは聞いたことが・・・」と聴き覚えのある方もいらっしゃるかと思いますが、フレンチ・ジャズの重要人物Jef Gilsonによる自主レーベル名はPalmと名付けられ、Gilsonもエンジニアとして関わったPalm史上屈指の名盤にして激レア盤「Madagascar Now - Maintenant 'Zao」を筆頭にPalmの70年代を支えたスタジオでもあります。

まさにフレンチ・ジャズの歴史的重要人物達の姿も見え隠れした、内容と共に70年代フレンチ・フリージャズの知られざる裏名盤だと思います。
初リイシューということでマニアの方々は大歓喜かと思いますが、こんな裏名盤が世界500枚限定のみの生産・・・少しでも気になったかたは手に取っておくことをオススメします!!

Contrabass – Jean-Jacques Avenel (tracks: A1, A2, B1, B2, B4)
Design – ATARPOP 73
Drums – Christian Ville (tracks: A1, B4), Jacques Mahieux (tracks: B2), Robert Lucien (tracks: B1)
Electric Piano – Serge Igor (tracks: A2, B4)
Guitar – Carlos Andreou (tracks: B3)
Percussion – Guy Oulchen (tracks: B1)
Piano – Serge Igor (tracks: A1, B1, B2)
Tenor Saxophone – Super P.4 (tracks: A1, B1, B4)
Text By – Philippe Castelin (tracks: A2, B1)
Trombone – Antoine Cuvelier (tracks: A1, B1, B4)
Trumpet, Trumpet [Piccolo], Bugle – Jean Mereu (tracks: A1, B1-4)
Violin – Gérard Tamestit (tracks: A2, B2-4)
Vocals – Carlos Andreou (tracks: B2, B3), Kirjuhel (tracks: A2)
Voice – Kirjuhel (tracks: B1)