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ブラジル音楽ファンにとって見逃せない注目作品! 音楽大国ブラジルにおけるトップ・ピアニストの地位を築くイタマール・アシエリの初となるソロ・アルバムが、ブラジルのECM的レーベル BORANDA より発売!
マリア・ベターニアやレニー・アンドラーヂ、エミリオ・サンチアゴといった大御所をはじめ数々の音楽家をサポート/プロデュース。近年ではヴェロカイの最新作 『NO VOO DO URUBU』に参加しているほか、ルイス・エサの生誕80年を記念して捧げられた作品『EM CASA COM LUIZ ECA』など重要作品に参加してきたブラジル音楽界を代表するピアニストのイタマール・アシエリ。初となる単独名義作品は朋友ともいえるキコ・フレイタス(ドラムス)、ネイ・コンセイサォンもしくはグト・ウィルチ(ベース)を従えたピアノトリオをベースとした録音である。
勝手知ったる仲なだけあり、ときにアジムスのようなメロウなトーンを醸し出したかと思えば、オーセンティックかつエレガントなアンサンブル、ブラジルらしいスピード感にあふれるスリリングな即興まで、変幻自在かつ圧倒的なクオリティを誇る演奏は圧巻の一言。ブラジル音楽界のトップたるゆえんをまじまじと見せつける内容となっている。またレパートリーも特筆だろう。ヴィラ=ロボスにはじまり、ガロート、ドリヴァル・カイミ、ヂノ・セッチ・コルダスといったブラジル音楽を作り上げてきた偉人達、さらにはヴェロカイ、トニーニョ・オルタ、ギンガ、マルコ・ペレイラといった現役のマエストロの楽曲までをチョイス。故ルイザオン・マイアに見出され10代からプロとして活動を始めブラジル音楽の粋を知り尽くすイタマールらしさが選曲からも見て取れる。『Aos Violões』というタイトルが示す通りギターで作曲された楽曲ばかりが選ばれているのだが、本人曰く”僕は今までたくさんの素晴らしいギタリストと共演してきた・・トニーニョ・オルタ、ドリ・カイミ、ギンガ、マルコ・ペレイラ、ジョアン・ボスコ・・僕はブラジルのギタリスト達の曲がとても好きだ。ギターが無かったらこの素晴らしい曲も存在しなかったんだよ!”とのこと。
ゲストには同じくブラジル音楽界を支えてきた先輩格ピアニスト、クリストーヴァン・バストス、そしてイチベレ門下生でありベターニアのサポート、近年はNYでの活躍も目覚ましい新進気鋭のピアニスト、ヴィトール・ゴンサルヴェスがアコーディオンで参加。ブラジル音楽の過去・現在・未来が凝縮された実に濃厚なその内容は、ブラジル音楽ファンなら一家に一枚クラスと断言!
Itamar Assiere - piano, Rhodes
Kiko Freitas - bateria
Ney Conceição - baixo acústico (faixas 1 e 10) e elétrico (faixas 5, 8, 9, e 12)
Guto Wirtti - baixo acústico (faixas 3, 4, 6, 7 e 11) e elétrico (faixa 2) com overdrive (faixa 9)
Cristóvão Bastos (participação especial) - acordeon (faixa 4)
Vítor Gonçalves (participação especial) - acordeon (faixa 7)
ITAMAR ASSIERE / イタマール・アシエリ