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これは大注目! アラブ古典歌謡の再構築を目指すイスラエルの人気ロッカー!
すでにアンテナの高いワールド・ミュージック・ファンの間では高く評価されているイスラエルのロック・スター、ドゥドゥ・タッサが、自身のバンドを率いた新作を発表することになりました。
ミュージック・マガジン2018年1月号に掲載されていた石田昌隆さんによる取材記事でも大きく紹介されていたのが、現在イスラエルの大スターとして活躍するドゥドゥ・タッサでした。1977年に生まれた彼はヘブライ語で自作自演するロック・ミュージシャンとしてティーンの頃より活動を開始。これまで12枚ほどのアルバムを発表してきた彼は、かつて1930年代〜50年代に掛けてイラクで大きな人気を博していたサレハ&ダウド・アル・クウェイティ・ブラザーズのナンバーを再構築するためにザ・クウェイティスを結成。これまでに“Dudu Tassa & The Kuwaitis(2011)”、“Ala Shawati(2015)”の2作を発表してきました。ちなみにサレハはドゥドゥの大叔父、ダウドは祖父にあたるのだそうで、彼らがユダヤ人だったためイラクで迫害を受けるようになり当時建国したばかりだったイスラエルへと移住、そしてその血筋をドゥドゥ・タッサが受け継いだという訳です。そのザ・クウェイティスの活躍は目覚ましく、なんと2017年にはあのレディオヘッドの全米ツアーの前座に抜擢され、大きな飛躍を遂げました。
そしてドゥドゥ・タッサ&ザ・クウェイティス名義でリリースした3作目が本作『エル・ハジャール』で、彼らにとって初めての世界配給作品となりました。ここではかつてアラブ歌謡黄金時代に花咲き、そして現在でもアラブ世界の多くの人々に親しまれているアル・クウェイティ・ブラザーズのナンバーを、ロック以降の現代的なスタイルをアダプトしたサウンドで聴かせるのが基本。さらに曲によってはイスラエルの人気女性歌手Nasreen Qadriなどといったゲストが参加しているほか、ギター一本をバックにしたものや、ウードやアラビック・オーケストラが参加したクラシカルなスタイルなども同時に披露しています。
アラビック・ロックという意味では、完全にラシッド・タハの上を行く音楽性を持つドゥドゥ。クォーター・トゥ・アフリカ、ブーム・パムといった先進性の高いイスラエル音楽のファンにも絶対にお勧めです!2019年のワールド・ミュージックの大大注目作になることは間違いありません!!<国内盤メーカーインフォより>
DUDU TASSA / ドゥドゥ・タッサ