ANTOBAL'S CUBAN ALL STARS アントバルズ・キューバン・オールスターズ
キューバン・ビッグ・バンド・サウンドの決定版
ANTOBAL'S CUBAN ALL STARS アントバルズ・キューバン・オールスターズ
キューバン・ビッグ・バンド・サウンドの決定版
3,630円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
1930年代の世界的なルンバ・ブームの先駆けとなった「マニセーロ(南京豆売り)」のU.S.A.での大ヒット。その実質的プロデューサーだったアントバルが、妻で作詩曲家のマリオン・サンシャインと1958年から、キューバ音楽をさらに広めるために、当時の超一流キューバのミュージシャンを集め録音した4枚の名作を2枚のCDに収めた、キューバン・ビッグ・バンド・サウンドの決定版!!
● 1930年代はルンバ・エイジと言われるほどに、キューバ発の音楽、ルンバが世界中でブームになりました。その発端はなんと言っても、「マニセーロ(南京豆売り)」の爆発的ヒットです。ドン・アスピアスのハヴァナ・カジノ・オーケストラの演奏でアントニオ・マチンが、ニューヨークの劇場で歌い、その後すぐにレコード(SP盤)が発売され、瞬く間に世界中に広まりました。
● そんなサクセス・ストーリーをプロデュースしたのが、ドン・アスピアスの兄、エウセビオ・アスピアス、通称マリオ・アントバルとその妻で、キューバ音楽の研究をし作詞作曲も行うマリオン・サンシャインでした。二人はドン・アスピアスがバンドを止めてしまった1932年以降は、そのバンドを引き継ぐ形でアントバルズ・キューバンズを結成し、1936-37年には録音も残しています。その後、1940年代に入るとマンボ・ブームが興りますが、その波には乗れず、バンドも活動を休止していたようです。
● しかし、音楽出版の仕事を続けていた二人は、1950年代最後の頃になると、再びキューバ音楽の素晴らしさを伝えたいと思う様になり、自身の音楽出版のプロモーションも兼ねてキューバ音楽のレコードを製作することを思いつきます。
● そこで白羽の矢が立ったのが、キューバでピアニスト、作曲家、そしてキューバの民俗音楽の研究もしていた、オブドゥリオ・モラレスでした。彼を音楽ディレクターに、メンバーも当時キューバで最高のミュージシャンばかりが集められました。アレンジャーとしてペルチン、チコ・オファリル、レネ・エルナンデス、ヒルベルト・バルデース、セベリーノ・ラモス、ラファエル・ソマビージャらを起用。ミュージシャンもアレハンドロ・エル・ネグロ・ビビール、アルフレード・チョコラーテ・アルメンテロス、ヘネロス・トホ・ヒメネス、ギジェルモ・バレート、フェロ・エルナンデスら超売れっ子ばかり。歌手には、ドン・アスピアスの息子ラウル・アスピアスとオブドゥリオ・モラレスの秘蔵っ子の一人、女性歌手のヒーナ・マルティンが務めています。
● ここに収められているのは、1958年から1960年の間に発表された4枚のアルバムから全曲です(2CD)。ルンバの時代を経て、マンボとはまた違う洗練の境地に達したビッグ・バンドによるキューバ音楽の姿と言えるものです。演奏される形式も、ルンバ、グアラーチャ、チャ・チャ・チャ、アフロ、グアヒーラにマンボなどなど多彩。キューバ~ラテン・ファンは必須のアルバムと言えるでしょう。<メーカーインフォより>
ANTOBAL'S CUBAN ALL STARS / アントバルズ・キューバン・オールスターズ
フォーマット別一覧