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エリック・アレキサンダーの長年の夢であったストリングス・アルバムが登場
ストリングスをバックに堂々と歌い上げるエリックの究極の美学
バラード演奏に定評のあるエリックが曲の美しさをストレートに表現した注目作!
■人気白人テナー奏者エリック・アレキサンダーの初のウイズ・ストリングスアルバム。先日他界したピアニストのハロルド・メイバーンとの黄金のカルテットで日本でも人気がある。現在もニューヨークのジャズクラブ「Smoke」を中心に活動、世界各地へのツアー等で売れっ子のサックス奏者である。アルトサックス奏者のビンセント・ハーリングらと定期的に来日して好評を博している。サイドメンとしても多くのレコーディングに参加している。
■本作は2012~2013年に録音されたウイズ・ストリングスをバックにしたリーダー作品。リズムセクションには「One ForAll」のグループでも長年演奏している、デビッド・ヘイゼルタイン(p)、ジョン・ウエバー(b)、ジョー・ファンズワース(b) のカルテット編成に9バイオリン、2ビオラ、2チェロ、フルート、フレンチホーンのストリングスが参加したゴージャスなアルバム。
■エリックのバラード演奏は以前から定評があり、今作品でもお馴染みの有名スタンダード曲他をゴージャスなストリングスをバックにプレイしている。1曲目の“Gently”はエリックのオリジナル曲で来日時のライブではたびたび演奏しておなじみの曲。その後、マンシーニの“Dreamsville”、バーンスタインの“Some Other Time”と続く。随所に光るデビッド・ヘイゼルタインの珠玉のバラード演奏も見どころである。エンディングの“The Thrill is Gone”はエリックの長年のお気に入り曲でもある。
■「このストリングス・プロジェクトは歌手でありジャズの理解者でもあるダイアン・アルメスト(Diane Armesto)のおかげで実現しました。」とエリックは語る。彼女のボーカルアルバムのバックとしてこのカルテットが録音に参加した後、ダイアン・アルメストはエリックの夢を真剣に受け止め、アレンジャーのデイブ・リベロ(Dave Rivello)にアレンジを依頼し、素晴らしいこのストリングス・プロジェクトが完成した。「曲の美しさをストレートに吸収し、常にメロディを最優先に考えました。」まさに究極のウイズ・ストリングスアルバムである。
■録音は2012年8月と2013年3月、ニューヨークにて。
■Personnel:
Eric Alexander (ts)
David Hazeltine (p)
John Webber (b)
Joe Farnsworth (ds)
-- Featuring a string orchestra of 9 violins, 2 violas and 2 cellos with flute and French horn
Dave Rivello (conductor and arranger)
ERIC ALEXANDER / エリック・アレキサンダー
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