キューバに伝わるアフロ系民間宗教音楽サンテリーア、3本の両面タイコから発せられるポリリズミックでプリミティヴな音世界、第2弾!
キューバに伝わるアフロ系民間宗教音楽サンテリーア、3本の両面タイコから発せられるポリリズミックでプリミティヴな音世界、第2弾!
2,200円(税込)
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日本語解説:工藤 多香子
キューバに伝わるアフロ系民間宗教音楽サンテリーア、3本の両面タイコから発せられるポリリズミックでプリミティヴな音世界、第2弾!
● マンボからサルサ、ルンバ、キューバン・ジャズ~ラテン・ジャズまで、表情豊かなアフロ系キューバ音楽を根底から支え続けてきた、アフリカはヨルバ族の宗教歌をルーツにもつ音楽サンテリーア。その現代の重鎮アンヘル・ボラーニョスを中心とした演奏集団オカン・ヨルバの録音集第2弾は、儀礼の最初に演奏され、歌も踊りもなく、3本の両面タイコ、バタのリズムだけで奉納されるOru Igbodú(オル・イボドゥ)を収めた、これまでなかなか録音物として聞くことが出来なかった、貴重なアルバムとなりました。
● 「全部で22の主要な神々(オリーチャ)に固有のリズムを1つずつ演奏することで儀礼の開始を告げ、神々を呼び出すのだ。それぞれのリズムはオリーチャのアレゴリーになっているとボラーニョスは言う。Oru Igbodú(オル・イボドゥ)はいわばリズムによるサンテリーアのパンテオン。ボラーニョスの名演によって、このCDから22のオリーチャの豊かな個性が聞こえてくる。」(オビ裏に掲載されたキューバ音楽研究家、工藤 多香子女史による簡単なアルバム解説より)
● このアルバムを制作したのは、先だって初の自己名義のアルバムを発表したユーコ・フォン。2000年に日本からキューバに渡り、以来その地で、伝統舞踊のダンサーとして、また歌手としても第一線で活躍し続けてきました。そんな彼女だからこそ、サンテリーアの伝統を守ってきた重鎮の記録を残すことに価値を見いだし、制作を決めたと言います。
● まさに、アフロ・キューバン・リズムのエッセンス、神髄が詰まった演奏群。ワールド~ラテン・ファンはもちろん、パーカッション音楽ファン、ナチュラル・トランスに興味のある方も必聴です。
[サンテリーアとは]
現在の西アフリカはナイジェリアあたりに暮らす部族、ヨルバ族は、奴隷制時代に多くが新大陸に連れてこられました。キューバでは首都ハバナを中心とした西部地方に多く住んでいます。彼らの民間宗教は多神教で(その神様たちのことをオリーチャ(オリーシャ)という)、新大陸で支配者であったヨーロッパからのキリスト教や心霊主義も取り込み、現在まで伝えてきました。その宗教のことをサンテリーアといいます。<サプライヤーインフォより>
OKAN YORUBA / オカン・ヨルバ