強烈!コロンビアのカルト・レーベルに残されたユニーク極まるアフロ・カリビアン・サイケをまとめたコンピが名門アナログ・アフリカより登場!
強烈!コロンビアのカルト・レーベルに残されたユニーク極まるアフロ・カリビアン・サイケをまとめたコンピが名門アナログ・アフリカより登場!
3,630円(税込)
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これは強烈! 70年代のコロンビアにおいて独自のダンスサウンドを志向したラファエル・マチュカのレーベルに残された強烈な「アフロ・カリビアン・サイケ」サウンドをまとめたコンピレーションが名門アナログ・アフリカから登場!
税務弁護士として一財を成したラファエル・マチュカは、ある日バランキージャのサウンドシステムに衝撃を受け、自身のレーベル Discos Machuca を創設。以来6年間という短い期間ではあったものの、当時のコロンビアにおいて異例かつ先見的なアフロでサイケデリックなクンビアやチャンペータ・サウンドを追求していくことになる。
1970年代、コロンビアの音楽業界はボレロやバジェナートによって繁栄を遂げていたものの、一方でピコと呼ばれるサウンドシステムで人々を熱狂させていたのはアフリカから輸入されたレコードであり、そんなアフリカ音楽のレコードに強い影響を受けたクンビア・バンドが少数ではあるがピコに現れるようになっていった。そんな状況下でマチュカが目指したのが、コロンビアとアフリカのリズムとファンキーなオルガン、アンダーグラウンドなサイケロックのようなギターが渦巻く既存のカテゴリーには収まらない音楽であった。レーベルはアレハンドロ・デュランやアニバル・ベラスケスといった大物をリリースすることで調達した資金を、ラ・バンダ・アフリカーナ La Banda Africana、キング・ソマリエ King Somalie、コンフント・バルバコアConjunto Barbacoa、そしてチャンペータ・クリオージャのゴッドファーザーといわれるアベラルド・カルボノ Abelardo Carbono といった実験的な作品へと注いでいった。またマチュカの夢想する音楽を演奏するバンドがいないときは、膨大なミュージシャン・リストをあさり、自らバンドをプロデュース。そのバンドにサンバ・ネグラ Samba Negra、エル・グルーポ・フォルクロリコ El Grupo Folclórico といった名前を付けてレーベルからリリースを続けていった。そんな常識外れの手法もあってか、マチュカの長年のパートナーであったというレコーディング・エンジニアのエドゥアルド・ダビラは、マチュカが生み出した音楽を「コロンビア音楽のB級映画」と表現したのだとか。
コロンビア音楽史において後にも先にも存在しなかったユニーク極まる「アフロ・カリビアン・サイケ」とでも呼べる音楽を作り出したマチュカのレーベル Discos Machuca。本作はそのカタログのなかでも最もダークでストレンジな時代のなかから、強烈なトラックばかりを収録。レコードはゲートフォールド・ジャケットに 16P のブックレット付の 2枚組LP、CD は 32P のブックレット付と、毎度のごとく資料性もばっちり。DJ からラテン~ワールド・ミュージック・ファン、辺境音楽ファンも必携の作品となっている。
Graphic Design : Kathrin Remest (Analog Africa)
Mastering : Michael Graves (Osiris Studios)
Lacquers : Frank Merritt (The Carvery)
Interview, Translation and Biography : Samy Ben Redjeb (Analog Africa), Lucas Silva (Palenque Records) & Diego Hernandez (Eck Echo)
Special Thanks To : Humberto Castillo Rivera, Zenaida Salazar Rivera, Eduardo Davila, Carlos "4 Frias" Strata, Mateo Rivna, Keith Slater, Paola Machuca Salazar, Randy Mulato Bantu, Shane Butron and Marilyn Martinez Serrano
V.A. (LA LOCURA DE MACHUCA)
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