GABRIELLE ROTH & THE MIRRORS ガブリエル・ロス & ザ・ミラーズ
96年作「Endless Wave Vol: 1」の初再発で官能的なエスノ・ニューエイジが話題を読んだガブリエル・ロスと彼女のバンド、ザ・ミラーズによる30年間、合計16枚のアルバムから選りすぐった11曲が重量盤2枚組で初アナログ化。
GABRIELLE ROTH & THE MIRRORS ガブリエル・ロス & ザ・ミラーズ
96年作「Endless Wave Vol: 1」の初再発で官能的なエスノ・ニューエイジが話題を読んだガブリエル・ロスと彼女のバンド、ザ・ミラーズによる30年間、合計16枚のアルバムから選りすぐった11曲が重量盤2枚組で初アナログ化。
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96年作「Endless Wave Vol: 1」の初再発で官能的なエスノ·ニューエイジが話題を読んだガブリエル·ロスと彼女のバンド、ザ·ミラーズによる30年間、合計16枚のアルバムから選りすぐった11曲が重量盤2枚組で初アナログ化。
ババトゥンデ·オラトゥンジ、マイルス·デイヴィス、ファラオ·サンダース、パティ·スミス等のバックを務めた凄腕ミュージシャン達が多数参加し、合計数千枚以上のCDを売り上げているにも関わらず、ガブリエル·ロス&ザ· ミラーズの音楽は彼等のネットワークの外にはあまり知られていない。ダンス·ワークショップのサウンド·トラックとしてライヴの即興演奏から産まれた彼等の音楽はそもそも音楽業界からの賞賛を求める性質では無かったのだ。
実験的心理学からサイケデリック·カウンター·カルチャーを通じてガブエル·ロスは70年代後半に彼女独自で「ファイヴ·リズム」というムーヴメント瞑想の理論を確立。古代シャーマンやギリシア神話の時代から伝わる「エクスタティック·ダンス」の概念とその方法論を現代に蘇らせ、現在は世界50カ国、400人以上の公認講師を持つ国際的なワークショップへと成長させた。ここで使われる音楽はババトゥンデ·オラトゥンジのバンドで長年メンバーを務めたドラマー数名による即興演奏が主体となり、ネイティヴ·アメリカンのシャーマン音楽からアフロ·ブラジリアンのカンドンブレ、ヨルバ信仰に至るまで幅広いルーツ音楽のリズムを下地に、その場で雇われたNYが誇る数々の凄腕音楽家達は彼女のダンスからインスピレーションを受けた即興演奏をレコーディングして行った。
「私達のレコーディングではプロデューサーであるガブリエルや私からはそれぞれのミュージシャンに対してこういう風に演奏してくれと指示した事は一度も無かった。」ガブリエル·ロスの夫で元凄腕弁護士だったロバート·アンセルは30年以上の歴史を振り返りこう語る。「たまにガブリエルが ”山の上に立ってる時に風が吹いてくる感じ!”と言った抽象的なアイデアを提案する事はあっても実質的な演奏に関して口出しをする事は無かった。だから結果的に私達の音楽は私やガブリエルの音楽的ヴィジョンでは無く参加した全てのミュージシャンによる集合的ヴィジョンなんだ」
ダンスという根本的なテーマを元に繰り広げられたレコーディングは出所不明のフュージョンとなり、中東を思わせるメロディがあったり、ディジュリドゥからトーキング·ドラムなどの西アフリカの楽器まで世界中の様々な民族楽器がフィーチャーされ、スピリチュアル·ジャズ、クラウト·ロック、エレクトロニック·アンビエント等、様々なジャンルが万華鏡の様にオーガニックなリズムの上に繰り広げられる。80年代半ば、まだニュー·エイジ音楽がシンセサイザーや自然の環境音だけで成り立っていた当時、彼等のドラムを主体としたアンビエント音楽はどこからも敬遠され、最終的にロバートは自らのレーベルを発足し作品を発表。ガブリエル·ロスのカリスマ性やファイヴ·リズムの普及もあり、民族楽器や打楽器を多様するエスノ·ニューエイジ音楽の先駆けとなった。
彼等の合計66曲に及ぶ広大なカタログの中からキュレーターであるポル·ヴァルズは「出来る限り彼等の色んな音楽的側面や感情を集めた」という。感情的なものからエソテリック、スピリチュアル、メランコリック、ヒプノティック、ダーク、またはそれらの要素が複雑に絡み合った楽曲群を収録。アートワークはロンドン在住人気女性DJのドナ·リーク(Donna Leake)による力作。<サプライヤーインフォより>
フォーマット: 再マスター180g重量盤2枚組
ライナー·ノート
キュレーション: ポル·ヴァルズ
アートワーク: ドナ·リーク
GABRIELLE ROTH & THE MIRRORS / ガブリエル・ロス & ザ・ミラーズ