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詩人ミルタ・デフィルポがリト・ネビアのサポートを得て録音した1976年の人気作『Canciones Para Perdedores』が待望の初CD化。
アルゼンチン音楽を代表する作編曲家リト・ネビアが自身の方向性を大きく転換させ、のちにネビアのレーベル名にもなったアルバムが1974年の『Melopea』だ。その中で作詞家として多くの貢献を果たした人物として記憶されるのが、このミルタ・デフィルポ。政治的にも非常に困難だった70年代のアルゼンチンにおいて極めて稀少な存在であったデフィルポだが、人生で残したたった2枚のアルバムのうち、デビュー作にあたる作品がこの『Canciones Para Perdedores』('76)である。
当時の音楽的パートナーであったリト・ネビア(ピアノ、シンセ、コーラス)をはじめ、ロドルフォ・アルチョウロン(ギター)、ディノ・サルーシ(バンドネオン)、ネストル・アスタリタ、ポチョ・ラポウブレ(ともにドラム)、マノロ・フアレス(エレクトリック・ピアノ)といった、アルゼンチンを代表する巨匠が大挙して参加。同時期のブラジルにおけるクルビ・ダ・エスキーナなどを思わせる幽玄的サウンドと、思慮深くも力強い歌声は、名盤としての風格にあふれている。
今回の初CD化にあたってオリジナル・アルバム収録の9曲に加え、先述のネビアのアルバム『Melopea』で一足早く披露していた自身のヴォーカル曲「Memento Mori」などをボーナストラックとして収録。不世出の詩人ミルタ・デフィルポの軌跡をたどるにはうってつけともいえる一枚だ。
MIRTHA DEFILPO / ミルタ・デフィルポ