ペルー産クンビア、通称"チーチャ"を世界に知らしめた歴史的コンピが装い新たに再再プレス!
ペルー産クンビア、通称"チーチャ"を世界に知らしめた歴史的コンピが装い新たに再再プレス!
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ペルー産クンビア、通称"チーチャ"を世界に知らしめた歴史的コンピが装い新たに再再プレス!
Barbes Records が編纂したコンピレーション『The Roots of Chicha』は、もともと2007年にリリースされ、サイケデリック・クンビアを世界的に知らしめた最初の作品となった。
60年代後半から80年代にかけてペルーではアメリカ大陸各地の音楽に触発され、新たな大衆音楽のハイブリッドが生み出された。1968年、エンリケ・デルガドは、新たに結成したグループ Los Destellos と共に最初のレコードを発表し、そこからペルー産クンビアを事実上ひとりで作り上げる。彼は、エレクトリック・ギターを主旋律の中心に据え、クンビアのリズムに、フォルクローレのワイノ、クリオージョ音楽の響き、キューバのグアラーチャやグアヒーラ、ロック、ブーガルー、サーフ、サイケデリア、オリエンタル音楽、クラシック音楽、さらにはブラジル、フランス、チリなどからの断片的な要素を混ぜ合わせることで、このジャンルのスタイルを早い段階で定式化した。その後 30 年にわたり、ペルーのクンビア・バンドは最終的に皆、ほとんど同じ源泉からインスピレーションを引き出すことになるのだった。
ペルー産クンビアは、やがて「チーチャ(chicha)」として知られるようになる。チーチャとは本来、トウモロコシを発酵させて作るアルコール飲料の名前で、インカの人々にとりわけ好まれていた。しかしここ30年ほどのあいだに、この言葉には否定的・蔑視的なニュアンスがつきまとうようになる。ペルーのクンビアが「チーチャ」と呼ばれ始めたのは 70 年代後半のことで、ちょうどその頃、この音楽がpueblos jóvenes(新興の貧民街、いわゆるスラム)の表現として見なされるようになったタイミングと重なってしまった。少しずつ、この言葉は形容詞としても使われるようになり、人びとはチーチャ文化、チーチャ報道、チーチャ建築、さらにはチーチャ大統領といった言い方までするようになった。それらはどれひとつとして褒め言葉ではない。
チーチャという言葉は、もともとアンデス系の出自をもつ人々を指す蔑称「チョロ(cholo)」と結びつき、腐敗やいかがわしい取引、そうした「チョロ的なもの」を連想させるようになった。しかし近年では、その「チョロ」自身が、まさに自分たちの誇りの印としてこの言葉を取り戻し、胸を張って名乗ろうとし始めているそうだ。
V.A. (ROOTS OF CHICHA) / オムニバス
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THE ROOTS OF CHICHA: PSYCHEDELIC CUMBIAS FROM PERU
4,200円(税込)