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日本語帯・解説付き輸入盤 解説: 鈴木啓志 ここ数年で急激に盛り上がりを見せたディープ・ファンク。JAZZMAN、STONES THROWといったレーベルからリリースされたコンピレーション群の中で、一際輝いたシングル盤たちをリリースしたアーティストは、アルバム・リリースも叶わぬまま消えていった者ばかり。そんな中、前述のSTONES THROWからリリースされた歴史的な名コンピ「FUNKY 16 CONNERS」にシングル"KICKIN'"が収録され、注目された彼ら、RHYTHM MACHINEはアルバムをリリースできた数少ないグループである。しかし、そのあまりのレアさ故、結果誰の耳にも届く事はなかった。
そんな幻の一枚がはじめて紹介されたのはこのディープ・ファンク・ブームより以前、日本のソウル界を引率する名著「U.S.ブラック・ディスク・ガイド」の究極のLPコレクションによるレビュー。ここではそのファンクの部分よりもスウィート・ソウル・バラードを絶賛。そう、この頃から日本のソウル・ファンの間ではすでに"幻のスウィート・アルバム"として捉えられてきたアルバムなのである。そんな老若男女を虜にして止まない幻のアルバム「RHYTHM MACHINE」がついに世界初CD化となります!
インディアナポリスを中心に活動、シングルを3枚とこのアルバムを発表するも、全米区での活躍もなくシーンから消えていった彼ら。中心メンバーであったMeride Williams(alto sax)と Donald Harris(tenor sax)による管楽器をフィーチャーした荒削りなファンクを得意とする。そしてアルバムの録音を機にバラードを録音したところ、これがまた素晴らしいメロディとハーモニーを聴かせてくれたという類稀なグループなのである。
あとどれくらい正真正銘"幻"と呼ばれるレア盤が存在するのか。ディープ・ファンクという新たな価値観が与えてくれたこの「RHYTHM MACHINE」のCD化。この金字塔を機により多くの"幻"たちが現実のものとなってくれる事を切に願うとともに、とにかくこの世界初CD化を心から感謝したい気持ちで一杯なのであります。
RHYTHM MACHINE / リズム・マシーン