1,980円(税込)
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数々のビッグバンドでの活躍によりその名を知ったという方も多いであろうバリトン・サックスの名手ゲーリー・スマリアンがジミー・ニッパー(tb)との2管で90年に録音したのが本作。1曲目からどこか懐の深さを感じさせるこの編成ならではの味わいをたっぷり堪能できる。ゆったりとしたブルースであるこの曲を冒頭に持ってくるところがニクイ。ユーモラスな曲、小気味良くスイングする曲、ガンガン盛り上がる曲、雄大なバラード、と過不足なく並んだ曲目の全てが実に楽しく心地よい演奏。ドラムのケニー・ワシントンによる切れ味鋭く思い切りの良いプレイは痛快で、この作品の水準の高さに大きな貢献をしているといえるだろう。タイトなスイング感、行くべきところで突っ走ってくれる豪快さ。一連のクリス・クロス作品にも多く参加している彼の演奏はどれをとっても実に素晴らしい。ワンホーンが情熱的に響くタイトル曲からは、込められた想いが感じ取れる気がする。
GARY SMULYAN(bs), JIMMY KNEPPER(tb), MULGREW MILLER(p), RAY DRUMMOND(b), KENNY WASHINGTON(ds)
[ 1990年12月7日録音 ]
お茶の水ジャズ館 戸畑
GARY SMULYAN / ゲイリー・スマリアン
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The Lure Of Beauty
680円(税込)
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