US盤プラケース仕様。1982年10月録音。ミッシェル・ペトルチアーニの偉大なるソロ作が遂にデジパック仕様で復刻。
のちにBLUE NOTEで華々しく活躍するペトルチアーニ氏も、”赤ペト”で知られるアルバムがデビュー作。そしてこのOWLレーベルのプロデューサージャン・ジャック・ピシュオー氏に才能を見出されたことが全ての原点なのです。
本作はソロ、ということでしばらくCDは市場から消えていましたが、アルバム全体から響き渡るペトルチアーニ氏の繊細な感性、流麗なタッチが印象的な名演。特に、合間合間に"SOMEDAY MY PRINCE WILL COME"や"IF I SHOULD LOSE YOU"などのメロディが立ち上がってきたりするラストはあまりにも感動的。琴線に触れるハッとするような瞬間がそこここに散りばめられたアーティストのセンスを感じる一枚です。
